集団づくりの究極形態「自治的集団」をこうやって育てる

自治意識が高いほど、自己肯定感は高まるのか。

自分が属する集団をどう捉えているかで、自分自身や周りへの肯定感は変わるのでしょうか?

まずは、自治的集団とはどう作っていくのかを追求してみます。

リンク
より引用しました!

 

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本書は「学級を最高のチームにする極意」シリーズの第3弾として、テーマは「自ら向上する子どもを育てる学級づくり」です。学級における自治的集団づくりについて扱った、シリーズの核とも言える書籍ですが、本書のねらいと読み方について、教えて下さい。

 自治的集団とは、読んで字の如く、自ら治める集団です。自分たちで意思決定し、行動し、その評価を自ら行い、次の活動につなげることができる集団です。多くの教師が、そのような学級を育てたいと志向しながらも実現が難しいと見られています。
  本書では、自治的集団の育成に成功している教師たちからその象徴的実践を紹介してもらいました。理論編でその育成のメカニズムを概観し、実践編でその具体像をつかんでいただければと思います。


―本書の中で先生は、これまでの教師が子どもを導く、「先生が頑張る」学級づくりから、「子どもたちが自ら進める」学級づくりへの脱皮をうたわれています。本書でも詳しく紹介されていますが、この点について教えて下さい。

 大人が子どもたちの気持ちを代弁していたら、いつまでも子どもたち
 は自分の気持ちを話すようにはなりません。教師の関わりは、自転車の補助輪のように、いずれ外してやることが子どもたちの自立能力を育てることになるのです。先生が頑張る学級づくりでは、実は、教師の意図に反して子どもたちは育たないのです。子どもたちに任せることで子どもたちは育つのです。


―「自治的集団づくり」を目指す場合、低学年であるか高学年であるか、また中学生であるかなど、発達段階にもよる部分があるかと思います。この点については、どのような配慮が必要でしょうか?

 低学年でもとても育っている集団もあれば、高学年でも育ちが遅い集団もあります。だから、明確な基準はあってないようなものです。低学年とか高学年とか、小学生とか中学生ではなく、教師が子どもたちの実態をよく見取り、出るべき所は出るという判断を繰り返して出場を調整して行くことが大事です。
  過保護すぎず、しかし、放任しない。難しいかもしれませんが、そこが醍醐味でもあります。


―第2章の学級づくりにおける取り組みの一つとして、クラス会議が紹介されています。この効果について教えて下さい。

 クラス会議を実施した多くのクラスで、明るくなった、発言が増えた、いろいろな提案をするようになったと報告されています。私たちの調査でも学級への適応感が高まり、また、互いを認め合う傾向やルールを守る傾向が高まることがわかっています。しかし、何よりも注目したいことは、自分たちの問題を自分たちで解決する意欲とスキルを持つことです。


―第3章では授業の中での力のつけ方についてまとめられています。協同学習の形や討論、学び合いなども例として挙げられていますが、その土台となる意識のようなものは、どのように高めていけばいいでしょうか?

 やってみないことには、子どもたちは協働しません。だから、まずはそのよさを伝えてやってみて、子どもたちのよいとろころほめたり、価値付けたりすることが大切です。人生において、人の幸せを考えて行動することがどんなに尊いことか、ときには語り、ときには子どもたちの日常行動のなから見つけ出してそれを評価していくことです。


―第4章では、行事・委員会での取り組みが紹介されています。運動会や修学旅行、合唱コン クールなどは子ども達の意識を高めるには絶好の機会とも言えると思いますが、その取り組みのポイントについて教えて下さい。

 基本は、クラス会議や協同的な授業も一緒です。事前指導において、その取り組みに意味を知らせ役割分担をします。実践が始まったら、腹をくくって任せます。そして望ましい行動は、承認し意味づけます。そして、活動後にしっかりとふり返りをします。実はここがとても大事で、実際の指導では、時間の関係で省略されることがあります。しかし、ふり返りで自分たちの強みを発見し、次の活動につなげることでクラスが成長します。


―最後に、読者の先生方にメッセージをお願いします。

 私も最初は任せることが怖かったです。しかし、子どもたちに任せることで、子どもたちが今まで見たこともないようなパフォーマンスをしたときに自治的集団づくりの本当の意味がわかりました。
  平坦な道ではありません。しかし、諦めなければ必ず成功します。自治的集団づくりを実現し、子どもたちのすごい力を是非目の当たりにして下さい。

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(匿名希望)

思春期は何が起こってる?

さまざまな生物の中で、人間にしかないと言われている「思春期」。
思春期=反抗期、のようなイメージで、良いことというよりかは厄介な時期というイメージが持たれがちですが、そもそも思春期とは?どう捉える?を焦点に少し親目線で追求してみます。


リンク 

 

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思春期は今までの子育ての答えが出るときです

親にとって、ちょっと耳が痛いお話をします。
この時期の子どもは、自分も親も客観的に見ることができるようになります。

そのため、今まで親のチカラを発動した子育てをしていた場合は、
その反撃を受けることになるんです。
つまり、子どもからの「親の見直し」を受けるようになります。

何回言っても子どもが変わらないときに
「お前みたいなやつは、どうせダメに決まっている!」と言ったとしましょう。
親としては、困った末の腹いせまじり、皮肉まじりの発言、もしくは
ここまで言えば、気づいてくれるだろうと思って言っているかもしれません。

ですが、たとえわが子でも、何を言っても許されるわけではありません。
もしも、同じようなことを職場や近所の人に言ったら、大きなトラブルに発展します。
それと同じです。

もちろん、そこまで言うのには親も理由があってのことですが、
そこまで言わずに子どもへ望ましい方向づけをしたいものです。

プレ思春期を含めた思春期の子どもは、とにかく大変なのです。
体は少しずつ、大きくなりますが、中身はまだまだお子様状態ですから
軽自動車の車体に大きなエンジンをのせているようなものです。
子ども自身もハンドルさばきに難しさを感じていて
あちこちぶつけたり、時には暴走したり、エンストもします・・・
 
つまり、不機嫌な態度や文句・暴言が続出します。
下の子に八つ当たりし、親に
「ババァ」「ジジィ」「死ね」「うざい」「来るな」
と言ったりすることもあります。

今までは親の言う通りに勉強やお手伝いをしていた子どもが
一気に何もしなくなったり、親の言うことを聞かなくなったと感じることもあるでしょう。

親の気持ちとしては、「いま、我が子が思春期だということはわかった。しかし
思春期であれば何度も許されるのか?親に向かって、何を言ってもいいのか!?」
と腹立だしい気持ちになります。

私はこの時期の子どもを「ああ言えば、こう言う星人」と呼んでいます。
親へ文句が増えるといっても、その言い方はまだまだ半人前です。
どう考えても理屈が通らないことを平気で言うのです。

本当は自分が悪いのに、親が悪いと言ったり、約束をしていたことも
そんなことをしていないと言ってみたり、どんどんへりくつ名人になります。

ここからでも、親ができることは 結構シンプルです。
過去にやれなかった「ココロ貯金」を 諦めずにやっていきます。
つらいことですが、ダメだしだけでは 子どもは反抗するだけに終わります。

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( 匿名希望)

部屋は適当に散らかしておくのがよい~子供の学力に住環境が影響を与えている!?~


気になるこどもの知能発達。
子供の学力には、意外と住環境が影響を与えているそうです。

リンクでも紹介しているように、こどもたちの知能が発達していく上で重要なのは、知識よりも「身体感覚」です。住環境がその身体感覚を磨くポイントになっています。
実は、綺麗に片づけをする、要らないものはバサッと捨てる“断捨離”は、大人にとっては思考がスッキリされますが、こどもたちにとっては必ずしも良い影響があるわけではないようです。

高層マンション育ちの子供が「伸びない」理由
リンク

====以下、一部リンクより引用====
 高層マンションでは秀才が育ちにくい。「断捨離」してきれいに片づいた家は子供の意欲を下げる――。2500人以上を難関中学に合格させたプロ家庭教師の西村則康氏は、数多くの家庭を見てきた経験から、意外な住環境が子供の学力を左右すると指摘する。
(中略)

【小さい頃の身体感覚がこどもの追求心を動かす】

西村:ある子供と理科の話をしていまして、「イネって単子葉植物かな?」と聞いたら、「分からない」と言うんです。「じゃあイネを見たことないの?」と聞くと、「見たことない」と。

― 都会に住んでいて、田んぼが周りになければ、普通はあまり見たことがないのでは。

西村:ところが、低層のマンションや一戸建てに住んでいるお子さんで、見たことないという子はいなかったんですよ。タワーマンションに住んでいるその子も家族旅行はよく行っていますから、田園風景は見ているはずなんです。なのにそれが意識されていない。

― 自分とは遠い世界になっちゃってるんでしょうか。

西村:あくまでも、上の方から見る1つの景色として見ているようです。普段の生活環境が、すぐ外に出て何かに触るということができないし、風のそよぎも感じられない、音も聞こえない。五感への刺激が圧倒的に少ないために、身体感覚が自然に鍛えられるべき時期に十分鍛えられないというのが大きいと思います。
この小さい頃の身体感覚というのが、物事をはっきり理解するという感覚や、学習へのモチベーション、行動力にも深く結びついてくるんです。

(中略)
◆ 「断捨離」は子供の意欲向上を妨げる?

 住環境でもう少し言えばですね、高層マンションの密閉された空間だけがいけないのではなくて、部屋の片づけ方とか配置なども、かなり学力の伸びに影響してくると思っています。

― 西村先生は「部屋は適当に散らかしておくのがよい」とおっしゃっていますが、その「適当」さが分からないんですが。

西村:そうですね。無目的に、きれいさっぱり片づけて何も表に出ていないような状態、というのがよくありません。目的を持って片づけられているのはいいんです。例えば、お父さんの趣味を中心に片づけてあるとか、子供に必要なものを中心に片づけてある、などです。

 それと、いわゆる「断捨離」は、子供の発達にとってはよくないと思います。捨ててさっぱりする大人にとってはいいんですが、断捨離された空間というのは子供にとって刺激がなさすぎる。子供というのは過剰なものに反応するんです。本棚からあふれてしまってる本とか、道具箱からあふれてしまってるものに子供は興味を持つんです。

― きれいに片づいてしまっている状態はよくないと。

西村:工夫するという気持ちがわいてこなくなるでしょうね。例えば古いネジとか配線の材料の切れっぱしなどをずっとためてあって、何か作るとか修理する際に、確かああいうものがあったよな、あれが使えないかな、なんて考えるわけですね。そういう工夫が子供の脳をものすごく鍛えるんです。

― なるほど。子供がいろんなものを集めてきて箱にぐちゃっとため込んでいるのを、お母さんがこんなものいらないから捨てちゃいましょうというのはダメだと。大人の目線とは全然違うと。

(後略)
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以上です。

 

(豊島麻)

0~24歳までに人間は2度の「変容期」と「安定期」を繰り返す

人類の進化(変異促進)に対して、重要な2つの時期。それは、2歳頃のイヤイヤ期。加えて、10歳前後~18歳頃の思春期。(思春期は、25歳くらいまで続くこともあるそうです。)
どちらとも、対象世界を広げていく過程で、脳に変化が起こる重要な時期です。

>【知能進化を紐解く】脳の発達には順番がある。イヤイヤ期こそが知能進化の最初のターニングポイント!?リンク
>イヤイヤ期と言われる1~2歳ごろに見られる現象は、身体や心では外部世界を捉え始めているけど、前頭葉が未発達ゆえに現象が頭とはうまくつながらない。当然大人からの反応もうまく受け止められない状態とも言えます。今までは母親に全面的に依存し受容していた状態から、自立しはじめ他者との関係を認識し始める時期。体や心は充足や不全感、快や不快は感じているのにどのように対応したらいいのか?頭で整理することや説明するすべがない状態。
>でも、見方を変えればこの時期の子供が取る現象は、未知の現象や気持ちに対して、「どうする?」という探索を初めて頭で考え始めるタイミングでもあるのです(前頭葉が発達し始める点でも)。つまり、体や心で捉えた状況とそこに生じる矛盾を、頭=知能で再統合しようと試みている状態。

まだ未解明ですが、思春期に起こる脳の変化(駆動物質の分泌量増大)も、同様の現象が起こっていると想定できます。
どうやら、0~24歳までに人間は、2度の「変容期」と「安定期」を繰り返すそうなのです。

モンテッソーリ教育を意識しながら習い事を始める方法リンクより引用します。
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■子どもの発達は4つの段階に分類される
モンテッソーリ教育は、人間の成長を4つの段階に分けます。 そして、それぞれの段階は変容期と安定期を繰り返しています。

【変容期】
とても変化が激しい時期。親は注意をしなくてはならない時期。

【安定期】
心身共に成長が安定している時期。親も少し安心して良い時期。

●第1段階:0~6歳(幼年期)※変容期
モンテッソーリ教育の柱となっている、人生において最も重要な時期。
・この時期に「自分」という「個」を創ります。 6歳以降にはないスピードとエネルギーで周りの環境全てを吸収し、能力を発達させていきます。人生を生き抜く為に必要な力の80%が、この時期に備わります。さらに幼年期は、前期(0~3歳)と後期(3~6歳)の2つの時期に分けられます。

●第2段階:6~12歳(児童期)※安定期
・知的欲求が高まり、想像力や思考力が豊かになる時期。抽象的な概念を理解するようになりますが、まだ実体験から学ぶことが多く、実際の体験を通して多種多様な文化に触れることで子どもの世界が広がります。友人との関係が大切になってくる時期で、仲間と過ごすようになります。社会のルールを学び、モラルと道徳心が生まれ、正義感が高まる時期でもあります。

●第3段階:12~18歳(思春期)※変容期
・心も体も、大人へ向かって激しく変化していく時期。この思春期も、前期(12~15歳)と後期(15~18歳)の2つの時期に分けられます。特に前期の12~15歳はホルモンが大きく変化し、心身共に大きな変化がある時期です。友人に認められているかどうかが重要で、心の安定を左右します。幼年期のニーズが十分に満たされなかった子どもの多くが、この思春期に何らかの問題行動を起こすと、幼年期と思春期の関連性を指摘しています。

●第4段階:18~24歳(青年期)※安定期
・経済的にも精神的にも自立した大人へと成長する時期。自分の職業や専門分野に目覚める時期。
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特に、第1段階の幼年期と第3段階の思春期が、外の世界へ関心を持ち、多様な情報を吸収する時期ということです。
この時期は、内側から湧き出る欠乏(エネルギー)を、頭で整合させる術がないため、どこに意識を向けていいのか分からない状態。子育てという視点では、その欠乏を整合させるように、未知対象に充足を求める行動を、見守ることが必要なのかもしれません。

 

小林健太)

「固有受容覚」が上手く働かないとどうなる?


引き続き、感覚機能について。固有受容覚がなかったら、私たちが普段の行動のどの部分に影響を及ぼすのか。その中身を見ていくと、生活に欠かせない機能であることが分かります。

リンクより引用

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固有受容覚は、自分の身体の動きや位置、力加減に関わり、私たちは思った通りに身体を動かすことができます。例えば、ボタンを目で見て確認しなくても片手で留めることができたり、イメージした形にはさみで切ったり、新しいスポーツや趣味などのスキルをアップしたりできるのは、この感覚がしっかりと働いてくれているから。

では、もしこの固有受容覚がうまく働いてくれないとどうなるのでしょうか。
固有受容覚の働きを知ると、不器用さや身体の動きのぎこちなさのの理由が分かるかもしれません^^

●自分の身体を知るための感覚。「固有受容覚」ってなに?

どうして私たちは、生活の中で身体を思い通りに動かすことができるのでしょうか。紙を破らずに消しゴムで間違えた文字を消す手元を見なくてもボタンが留められるお皿を割らずに洗い物をするこれらの動きは、生活で普段何気なくしていることですよね。それは、感覚が 固有受容覚の感じ方は人それぞれ
固いお煎餅が好きな方もいたら苦手な方もいますよね。お煎餅を噛むときにグッと顎に力が入りますよね、そのグッと力が入ったときに働いてくれるのが固有受容覚です。また、足が痺れてしまったときのことをイメージしてみてください。どれだけ足に力が入っているかが分かりにくく、しっかりと立てない…という経験を一度はしたことがあるのではないでしょうか。
子どもたちの中には、普段の生活の中で、グッと力を入れた時しか自分の身体に力が入っている感覚が掴めなかったり、どのくらい力が入っているのかが分からなかったりというふうに感じている場合があります。

つまり、固有受容覚の感じ方は人それぞれ異なるということ。
“どうして何度も練習しているのに運動会のダンスが覚えられないの?”
“どうしてはさみやお箸の使い方がなかなか定着しないの?”
“そーっとおいて!と何度言っても乱暴にものを扱うんだろう?”
この理由は、この固有受容覚の感じ方が影響している可能性があるという訳です。

また、この感じ方は、時間帯や体調によっても変わります。
先ほど例に挙げた足の痺れ。私たち大人も痺れない時と痺れる時とあると思います。子どもたちは、まだまだ感覚の発達も育ち段階です。昨日うまくできていたのに今日うまくいかないのは、昨日よりもちょっと感じ方が違うのかな?と見てあげるとイライラする気持ちを少し抑えられるかもしれません。

感じ方はみんなそれぞれ異なることを知って頂けたと思います。では、固有受容覚がうまく働かないと、日常生活の中でどのような影響があるのでしょうか。

よくある例を挙げてみたいと思います。
・手先が不器用で、道具操作が苦手
・何度練習しても、運動会などのダンスの振りを覚えられない
・リズムに合わせて、お友達と合わせて身体を動かすことが苦手
・筆圧のコントロールが難しく、マス目から文字が大きくはみ出てしまう
・物の扱いが乱暴に見える
・お友達とのトラブルに発展しやすい
・とっても疲れやすい
・気持ちのコントロールが難しい

つまり、子どもたちはやる気がなくて読むのが難しい筆圧の薄い字を書いたり、わざと乱暴に物を扱かったりしている訳ではないことがよくあるということです。うまく行かない理由に、身体の感覚の感じ方が影響しているかもしれないということを知っていただくことで、アプローチの仕方が変わり、お互いのストレスは軽減できるかもしれません^^

●どうしたらいいの?
固有受容覚を感じやすいタイプと感じにくいタイプでは、アプローチが変わってきます。また、日によって感じやすいときと感じにくいときが混ざっていることもあります。

●固有受容覚を感じやすいタイプには無理強いは絶対にしない!

もしかすると、力を入れることに対して、足が痺れたときのような不快感を抱いているかもしれません。足の痺れの状態の中で、身体を動かそうとするのは不安が高いということはイメージしやすいですよね。特に、偏食のあるお子さんは、味よりも食べ物の食感が苦手で食べられないということもあります(余談ですが、私はもなかや素麺などの柔らかいもの全くダメ…笑)。どんな素材を嫌がる傾向があるか一つずつ調べていくと、嫌がる食べ物の傾向が見えてくると思います。無理強いはせず、慎重にいきましょう。

夢中になる遊びの中で固有受容覚はいろんな遊びの中で経験することができます。特に、本人にとって夢中になる遊びでは、嫌な感覚は抑えることができます(嫌なことを気付きにくい)。だからといって、好きな遊びに嫌なことをたくさん入れすぎると、好きなものさえも嫌いになってしまう可能性があります。
ママに抱っこして貰いながら、しがみつく遊びをしてみたり。触れながら(触覚)、揺れながら(前庭覚)ママという安心な場所の中だからこそ、力を入れてしがみつくことも楽しく感じるかもしれません。
でも、この加減はとても難しいもの。困ったときは、1人で抱え込まずに専門家に相談してくださいね!

●固有受容覚を感じにくいタイプには圧がしっかりと入る遊びを
お買い物したものや幼稚園のかばんなど自分で持ってもらいましょう!生活の中で、両手で物をしっかりと持つ経験をたっぷりさせてあげてください。お手伝いには、身体を育む要素がたくさん溢れています。
時間のある日は、おうちでママパパとお相撲さん遊びもトライしてみて。「押す」という動きは、筋肉にたくさん力が入るため、固有受容覚を感じやすくなります。

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(今村達哉)

思春期という、種としての戦略を可能にした「共同繁殖」の社会

人類特有の思春期という状態。これを種として成立させられる前提として、生殖過程(子育て)を、集団で、多世代共同で行うことが欠かせないようです。

なぜなら、人類の女性は、脳が成熟し完成する前に繁殖力(産む力)のピークを迎えるように出来ているからです。

以下、リンク「なぜ脳と体の成長に時間差が? 人間の一生に戦略あり」より引用させていただきます。

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■人間は「共同繁殖」の社会

――人間について、どんなことが分かってきたのでしょうか。

「数年前まで、人間の思春期の研究に関わっていました。人類にとってこんなに長くて難しい時期があるということの意味は何か、ということですね。今はもっと若手の研究者が続けていますが、私が興味あるのは生活史戦略です。生まれてから死ぬまで、人間のライフヒストリーがどういうふうにつくられているかということですね」

チンパンジーでは、赤ちゃんの成長と母親の関係をテーマに研究していました。チンパンジーのメスは長ければ50歳まで生きますが、自分が生まれて離乳するまでに5年かかって、子供期が7歳ぐらいまであり、10歳ぐらいで性成熟した後、死んでしまうまで子供を産み続けます。最後の子は、まさに母とともに共倒れします。人間とは違って、更年期はないんですね。そんなふうに、動物ごとに、いつ成長が止まり生み終わるのか、その時間配分がどう違うのかをみてきたんです」

――それを人間にも応用してみたということですか。

「私が関わっているプロジェクトでは、東京都の10歳の子供3800人の追跡調査を始め、その子たちが今は16歳になっています。他のプロジェクトの進展もあり、いろいろなことがみえてきつつあります。どうやら脳で、前頭葉と他の領域をつなぐような配線が完成するのは30歳ぐらいだということが分かってきました。一方で、体は11歳ごろに性成熟が始まり、女性は16歳ごろには子供が産めるようになり、20~22歳で繁殖力のピークを迎えます。脳が完成する前に繁殖力のピークがきて、その後は急速に繁殖力が落ちて100歳まで生きるわけですね」

「男性の場合、全身の筋肉がきちんと力を発揮できるピークが30歳ごろで、かつての狩りの生活を想定すると知識や技術もそろって生産性がピークになるのは45歳ですね。人間というのは、親になった父母だけで子供を育てるのではなく、周りからの知恵や助けがあって成立する『共同繁殖』の社会だという証拠だと思います」

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(引用おわり)

 

中川翔子

テレビに子守をさせると子どもが自ら楽しみを見つけることができなくなる!?

家事などで忙しい時、ついついテレビに子守をさせてしまってませんか?

私の娘(6歳)もちょっと暇があるとテレビ、YouTubeを観たがるようになってしまい、お休みの日は外に出る事がなかったら1日ほぼテレビづけ(><)

これまで自ら色んなことに興味を持って遊びを考えたり楽しみを見つけていたはずなのに、「何もする事がない」となってしまったのはなんでだろう…?

リンクより引用
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最近三男のテレビ時間が長くなっています。少し前までは1時間、長くても1時間半で切り上げていましたが、今は1時間半が当たり前、長いと2時間テレビ漬けです。
本来ならば三男の降園に合わせて仕事を切り上げ、夕飯までの時間は一緒に過ごします。&#8232;それがここのところ何かと忙しくテレビに子守をさせてしまっていたせいで、すっかりテレビに依存状態となり、少しでも暇になるとすぐテレビを見たがるようになってしまいました。

長男・次男が小さい頃も同じ状態になったことがあります。
テレビがついていると座っているだけでテレビが楽しいことを提供してくれますが、消えてしまうと途端につまらなくなってしまう。
プラレールも積み木も絵本もテレビには勝てず、もっとテレビが見たいと泣いたり不機嫌になったり。
自分から楽しいことを見つける力が極端に弱くなりすっかり受動的になってしまった子どもの姿を見て、これはよくない!と焦りを感じました。

同じ焦りを三男にも感じ始め、降園後は一緒に過ごせるよう私自身の時間の使い方を見直すことにしました。

そしてテレビなしでは過ごせなくなりつつある三男のリハビリを始めました。
もともと1人遊びに没頭するタイプの三男なので、遊びの世界に浸ることさえできればすぐ元のリズムに戻れるはず!

まずは帰宅後おやつを食べたらすぐテレビ!という習慣をやめさせるために、おやつのあとは一緒に遊ぶようにしました。(やり残した仕事は子どもの就寝後に頑張ることにしました)
抱っこしたりくすぐり合ったりして、その流れから手遊び、おもちゃで遊びます。
そうこうしているうちに夕飯の支度の時間になるので、そこでようやくテレビの出番。テレビ時間が長くなってしまった最近はテレビを消すタイミングもズルズルしがちだったので、キッチンタイマーできっかり1時間にセットしてみることに。
「タイマーが鳴ったらテレビを消してね」と伝え、私は夕飯づくりに取りかかります。

今までは「ご飯ができたからテレビ消して!」と口うるさく言っていましたがちっとも言うことを聞かず、最終的には「消さないとテレビ壊しちゃうよ!」と脅してようやく消す感じでした…。
ところがタイマーが鳴ると、三男がスッと立ち上がりテレビのスイッチをオフに!タイマーの効果は絶大でした。

テレビを消した三男が「もっとテレビ見たかった」と半泣き状態でキッチンにいる私のところにやってきました。
そこでご飯作りを一緒にやってみる?と提案。「ご飯作り?ウン、やってみたい!」
やる気充分なので、粘土遊びが好きな三男が気に入りそうな、豆腐を切る作業をお願いしてみました。

三男はすぐさま作業に没頭!つまみ食いもできて満足そうです。
それが終わると「今度は何する?」とますますやる気を見せました。ご飯が仕上がると家族みんなに自分が豆腐を切ったことをドヤ顔でアピールしていました。
翌日もタイマーが鳴るとテレビを消して料理のお手伝いです。
この日はキュウリの塩もみと焼き海苔をちぎる仕事をお願いしました。大人がやるとあっという間に終わってしまいますが、子どもがやるにはちょいどいい作業量です。
そんな感じで毎日のご飯作りに三男枠を設け、三男自身も自分の役割として認識するようになってきました。ビニールに白菜を入れて塩もみをしたりキャベツをちぎったり、失敗が少なくやりがいのある作業が楽しいようです。

そんなこんなで、現在「おやつの後は夕飯までテレビ」だった生活リズムが、「おやつの後はちょっと遊んでからテレビを見て、タイマーが鳴ったらご飯作り」という新しい習慣として定着しつつあります。
その合間に長男次男の宿題を促したり話し相手になったりと、母的には目が回りそうな時間ですが、三男のテレビ漬けだった夕方の過ごし方が改善されてきているので、この新習慣を維持できるよう私も頑張ろうと思います!

引用終わり
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やはりテレビは一方的にその時楽しいことを与えるだけで子どもが自ら考えるということがなくなってしまうからなんだなと反省。。。

家に帰ってすぐテレビ、ではなく一緒に楽しめることができるように生活習慣を見直そうと思います!

 

(秀凜)