『チームラボ 学ぶ!未来の遊園地』【その1】 ・・・  正解も不正解もない世界。それを乗り越えていくには?

派手なデジタル&バーチャル映像コンテンツが注目されがちな「チームラボ」リンクだが、その本質は現代に蔓延する個人主義、そこから来る暗記教育へのアンチテーゼ、そこから脱するための可能性探索にある。

《以下引用》リンク

■共同で創造する「共創(きょうそう)」

 現状ある多くの仕事は機械によって代行されていくと考えられています。今の子どもたちは、30年後、僕らが想像もつかない仕事に就いていることでしょう。
これからの社会では、人間にしかできないこと、つまり共同的な創造性が最も大事になっていくのです。

 人間は本来、共同的で創造的です。

 しかし、現状の教育では、正解がひとつだけで、他はすべて不正解という問題の訓練ばかりです。逆に、自由な発想や他人と違った行動は、まちがったものとして矯正されます。
それによって、無自覚に間違えを恐れ、本来の創造性を失っていっていくのです。

 実際の社会に出ると、正解がひとつだけで、他はすべて不正解だという問題なんてありません。そして10年前の正解が、今不正解になっていきます。他人が喜ぶ新たな解答を創り出すことによって、新たな正解が生まれていくのです。

 創造性こそが、正解も不正解もない問題を乗り越えていくのです。
 そして、現状、テストは個人で受け、個人の能力で評価されます。知らずに、個人主義を徹底的に叩き込まれているのです。さらに、現代の多くの人々は、スマートフォンに夢中になっています。身体は徹底した個人になってしまっていて、共同性を育む機会が減っているのです。
 人間は、自由な他者と共に、身体を動かしながら身体でものを考えています。そして、人間は、他者と共に創造的な活動によって、この世界を創ってきたのです。

 共創の体験こそが、今、人々にとって非常に大事なのではないかと考えています。
 チームラボのアートの「人々の関係性を変化させ、他者の存在をポジティブな存在に変える」可能性にフォーカスを当てることによって、往々にして個人的になりがちな創造的な活動を、他者と互いに自由なまま、共創的な活動に変えることができるのではないかと考えているのです。

 《引用以上》

 

 

 

 

洞口海人