言語能力を伸ばすには・・・絵本の読み聞かせには子どもにとってもママにとってもよい効果がありますが、実際に頭を使って言葉を出し合う「おはなしごっこ」。ゲーム感覚で楽しみながら色んな言葉を使えるし親子間でのコミュニケーションも取れそう♪
リンクより引用します。
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頭の中に浮かんでは消える言葉を捕まえる。
そして、可視化する。
それが「思考」なんだとしたら、言葉は思考のセンスを磨くツールだと思う。
(中略)
○読み聞かせの効果
子どもに限らず、人が、本から学べることは、無限大だと思います。
読み聞かせにも次のような効果があるっていわれてますよね。
言葉の表現を知ることで、語彙力が育つ
場面を想像することで、想像力が育つ
いろいろな世界に触れることで、知的好奇心が育つ
きれいな絵を見て、感性が豊かになる
親子のコミュニケーションが深まる
読み聞かせの効果は、科学的にも実証されているんですね。↓↓
読み聞かせ中の脳の働きを調べる実験が日本大学大学院総合科学研究科の泰羅雅登教授を中心とする研究チームによって行われ、この実験によって、初めて読み聞かせの効果が科学的に実証されました。
この実験の結果、読み聞かせ中に読み手である母親の脳では前頭前野が活発に働き、聞き手である子どもの脳では大脳辺縁系が活発に働いていることがわかりました。
前頭前野は、思考や創造力、コミュニケーション、感情のコントロールといった機能を司り、大脳辺縁系は喜怒哀楽を生み出し、その感情に基づいて基本的な行動を決めている部分です。
泰羅教授は大脳辺縁系を「心の脳」と呼び、「健やかに育っていくためには大脳辺縁系がよい働きかけを受け、情動が豊かになることが大切」と述べ、「子どもは読み聞かせを通じて、豊かな感情、情動がわき上がっているのだろう。脳は使うことで発達する。読み聞かせは、結果として子どもの豊かな感情を養い、『心の脳』が育つために役立っているのだろう」と分析しています。
一方、母親は一人で音読をしているときよりも子どもを相手に読んでいるときの方が前頭前野の活動がより活発で、特にコミュニケーションをとっているときによく活動する部分が働いていることが分かりました。
泰羅教授は、「子どもも大人も、ともに楽しめることが読み聞かせの良さ。親が子どもの表情を見ながら、そして気持ちを考えながら話す言葉には、大きな力があるのだと思う。読み聞かせは親子の絆をつくる良い機会となるでしょう」とアドバイスしています。
出典:リンク
○おはなしごっこ
ちいさな頃から「ことば遊び」(しりとりとか、古今東西とか)が好きだったまりんさん。
わたしのほうから働きかける読み聞かせはしなかったけれど、よくしていたのは、おはなしごっこ。
連想ゲームのようなノリで、想像して、おはなしをつくって(創造)いくんです。
たとえば、わたしが、
あるところに、おじいさんと、おばあさんが住んでいました。と言うと、次にまりんさんが、
おじいさんは犬が大好きでした。と言う。そしたら、またわたしの順番で、
犬のなまえは、ポム。茶色の毛をしていて。ここで(話の途中でも)まりんさんにバトンタッチしたりもして、
ふわふわの、こーんなに大きな犬で、犬もおじいさんが大好き。
こんな調子で、おはなしがつづいていきます。
これだとね、(わたしが)運転中でもできるし、洗濯物を干しながらでも手はとまらないし、湯舟につかりながらもOK。
一日に何回となくしていた遊びで、年齢があがるにつれ、表現力や語彙力もふえて、ますますおもしろかったですー。
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秀凜