レゴなどの四角いブロックおもちゃが子どもの意識をロボット化して、創造力を奪う

日本と地球のために今できることリンクより引用
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アメリカで子どもの創造性や想像力を大切にしたいという親御さんの中に多いのが、「レゴなどの四角いブロックタイプのおもちゃを買い与えない」という考えです。そう言った方々は、お子さんを自由な校風で自分でカリキュラムを決められるシュタイナー学校(モンテソーリ・スクール)などに入れていることが多いです。

以前、私がアメリカ東部に住んでいた時に、近所の方でそういう方がいらっしゃいました。そして、その方の悩みというのが、アメリカにありがちな悩みで私は「なるほど」と思って聞いていました。アメリカは離婚が多いですから、離婚後に子どもは男親の家と女親の家を行ったり来たりするわけです。

そして、クリスマスになると、離婚しても子どもは双方のおじいちゃんやおばあちゃんからクリスマスプレゼントがもらえます。しかし、離婚した伴侶の親から「レゴ」などのプレゼントをもらってしまった場合、自分の教育信念に合わないので、自分の子どもには使わせたくない…ということで、一悶着あったそうなのです。(他人の家の話なので、どうやって解決したかは忘れてしまいましたが)

私自身は、ブロックのおもちゃを買い与えられたことがなく、興味もなく、レゴについて考えたことはなかったのですが、その時、その教育熱心な親御さんが「さっぱり意味がわからない」状態の私に丁寧に教えてくれたのでした。

「レゴっていうのは、付録で付いてくる人形が警官だったり、兵士だったり、工事現場の人だったりして、子どもにこういう風になりたいな、と思わせる刷り込み効果を狙っているわけ。でも、子どもを小さいうちから狭い選択肢に縛って可能性を壊したくない。

そもそも、こうやって決められた枠の中で子どもが遊んでいると、何の疑問も持たずにレールの上を走って大人になって、例えば自分がなぜその仕事をしているのかとか、それによって公害や戦争が起きているとか、何の疑問も持たない奴隷になってしまうんだよ」と言っていました。

しかも、最近のレゴの人形は、怖いと言うか憎しみに満ちた極悪人の顔をしています。

先日、「マルバツ思考が愚民を作る」という記事を書きましたが、その中でハラルド・カウツ・ヴェラ氏というドイツ人科学者が「私たち人間がバイナリーシステム(二進法、二進化されたファイル、つまり人間の意識に翻訳すると二元論や二者択一に基づいた考え方)だけでものごとを考えてしまうと、機械や人工知能に支配されやすくなってしまう」と述べているのを紹介しました。

機械や人工知能というのは、構造的にプラスとマイナスでできていて、二進法に基づいたファイルでないと読み込めません。二進法を形にすると正方形やキューブになります。例えば、テレビでモザイクをかける時は、アップで見るとぼかしたデータの部分は四角形になっています。これは、二進法に基づいたファイルだということであり、その方法でしかデータを処理できないからです。

それを聞いていて、思い出したのが「レゴ」でした。

なるほど、レゴのようなブロックというのは、二進法のデータが元になっています。四角を立体にしたものがブロックというわけです。すなわち、ブロックのおもちゃというのは、子どもの意識をロボットのような「二進法」に閉じ込めるものであると言えます。二進法が根底にあり、二進法という選択肢しかないからです。

それを考えると、子どもの創造力やイマジネーションを養おうとするアメリカの親がレゴやルービック・キューブなどの四角いブロックおもちゃを毛嫌いして、子どもに与えない理由がわかってきました。

子どもの創造性を高めるには、粘土やパン、自然のものなど自由に形を作れるもの、百人一首のような想像力をかきたてるものを与えたほうが好ましいようですよ。

バイナリーシステム(二進法)というのは、日本語にすると「マルバツ思考」とか「白黒のみで考える」ということに意訳でき、二者択一、二元論とも言えます。

白か黒か、イエスかノーか、善か悪か、賛成か反対か、好きか嫌いかということです。ハラルド・カウツ・ヴェラ氏によると、二進法は人工知能の特徴であり、人間や自然は、三角形や360度の丸が元になっているということです。地球は球体ですよね。

英語で「自由な発想をして」という時に、Think out of the box. (箱の外で考えて)という表現を使います。日本語で言うと、「型にはまった考え方」ということだと思います。

 

 

 

 

匿名希望