屋内遊びが多くなってから子供のアレルギーは急増していた!腸内細菌を増やし活力を与える食事以外の意外なアプローチ法とは・・・②

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・菌は敵?味方?
例えば、泥の中には有害な菌が混じっていることも確かにあるかもしれません。ただ、その可能性は、多くの場合ごく小さなものです。
そのごくわずかな可能性を排除するために泥遊びを避けたり砂場に「抗菌砂」を入れたりするのは子供の免疫力を下げるリスクの方が大きいと言わざるを得ないのではないでしょうか。

・清潔志向がアレルギーを作る
「現地で生水を飲むな。」 海外旅行に行くときに、よく言われることですね。でも、現地の人たちは、その生水を飲んでもなんともない! つまり、菌が敵か味方かは絶対的なものではなく人により、生活習慣により変わるわけです。
もちろん、食中毒の菌など、絶対的に敵のものもありますが それすらも、腸内環境次第で症状の出方には個人差があるのです。

前出の藤田絋一郎氏の著書の引用します。
"従来、免疫機能が相手にして闘っていたのは、寄生虫やウイルス、細菌類などでした。
これらが体内へ侵入しようとすると、免疫機能が働き、その侵入をシャットアウトしてきたのです。

しかしこの何十年間で、公衆衛生の環境は著しく向上しました。身の回りから細菌類やウイルス、微生物などがめっきり数を減らしたのです。
(中略)
困惑したのは免疫細胞です。本来攻撃するべき相手がいなくなってしまったのですから、毎日が「不戦勝」のようなものです。
 (中略)
こうして、それまでは相手にしていなかった花粉や埃を相手に闘うようになり、その結果としてアレルギー反応が起きてしまったのです。

過度の清潔志向が免疫機能を狂わしているのですから、アレルギー性疾患の患者さんが「ブーイング」すべきは、花粉やホコリなどのアレルゲンではありません。度を越した清潔志向や防菌志向を改める時がきているのです。"

・無菌状態が病気を促進する
手洗いのしすぎ!
「無菌」というと、一見安全なように思えますが、実はこれはとても危険なことです。
私たち人間は常在菌というものを持っています。 常在菌は、人間にとって有害な菌から私たちを守ってくれている菌。
例えばインフルエンザが流行った場合、「手洗い、うがいをしっかりしましょう」とマスコミでも学校でも職場でも注意喚起されますよね。
でも、インフルエンザの菌を落とすために念入りに洗えば洗うほど、常在菌も一緒に洗い流してしまうのです。
「無菌状態」になった皮膚は、守ってくれる常在菌がいなくなりインフルエンザの菌が取り付きやすくなってしまいます。
手洗いは確かに大切なことですが、「薬用石鹸を使って毎回洗う」のは「やりすぎ」なのです。
流水で10秒も洗えば必要十分であり、それ以上は、かえって害が大きいということを、認識する必要がありそうです。

・うがい薬を習慣化しない!
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「スメルハラスメント」という言葉も流行っている昨今だからでしょうか?
うがい薬を常用している人も増えているようですが、これも、お勧めできません。
うがい薬を常用することは「風邪予防」にはならないのです。常在菌を減らしてしまうことで、逆に害が大きいといえるでしょう。手洗いのしすぎと同じですね。

喉がいがらっぽい、違和感がある、風邪をひきそう

そんな時には、日本茶などを薄めてうがいをするのがオススメです。カテキンの成分には殺菌作用もあると言われますし、食品ですから、子供も安心。

・抗菌・除菌グッズはすぐにやめて!
テレビのCMで、1日に一体何回、「除菌」「抗菌」を耳にすることでしょう!!
ウェットティッシュを始め、文房具やマスク、洗剤類は言うに及ばず、ありとあらゆるものに「抗菌」「除菌」と書いてあるのを目にします。

特に、子供が使うものは「菌から遠ざけたい」という間違った親の思いやりを利用するように「抗菌」「除菌」の文字が氾濫しています。
子供の肌は、大人のように皮脂などのバリアー機能が発達していないため、肌がデリケート。
「抗菌」や「除菌」の影響を受けやすいのです。
結果、常在菌は殲滅されてしまい、常在菌に守ってもらえなくなったため逆に菌に侵されかぶれたり、アレルギーになる例もあるのです。

「無菌状態」を目指すことが、いかにデメリットが大きいかおわかりいただけるでしょうか?

 

 

 

 


加藤俊治a