子どもの人間関係に親はどう関わるべきか?

子供の人間関係に親がどう関わっていくか?
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1:原則は見守ること!入り込みすぎないで
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「子どもたちは自分たちの世界をつくり始めています。遊びの内容や人間関係を詳しく知りたいなんて思わないことが一番。『席替えあったの?誰の隣の席になった?』『誰と一緒に帰ってきたの?』程度のことを日々確認するだけで十分」
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幼稚園時代のトラブルには親の出番がたくさんありましたが、小学生になると「見守るのが親の仕事」という声がいっぱい。子どもの世界に親が入りこみすぎると、逆にトラブルの元になるようです。
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2:言葉より様子や表情でわが子の変化に気づいて
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「友人関係についてあまり話さない娘ですが、何かあると急に忘れ物が増えます。そんなときは原因を探すより、わたしが連絡帳をチェックしてフォローします。そして、『いつでもお母さんはあなたの話しを聞くよ』という雰囲気を心がけます」
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気持ちが集中せず忘れ物が増える。食事の量が減る。いつも楽しむゲームをしないなど、何かあると「気づくポイントがある」という意見も少なくありませんでした。無理に問いたださず、さりげないフォローと「話しを聞くよ」という雰囲気づくりが大事なよう。
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3:聞き出そうとしない!相談されるまで待つ
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「うちの子の場合は、『ただいま』の言い方で「今日は何かあったな」とわかります。でも絶対「何があったの?」とは問いただしたりしません。心配ではありますが、子どもたちが自分たちで解決しようとしているのだから、子どもから相談されるまで放っておきます」
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学年が上がると、トラブルがあったことを親に隠したり、「話すことが恥ずかしい」「言いたくない!」と感じるようになるようです。また、「心配かけたくないから話さない」というお子さんもいるでしょう。何かあったと思うと、根ほり葉ほり聞きたくなりますが、聞いているうちに親の方が興奮してしまうことも。まずは親が冷静になり、グッと我慢を!
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4:聞き役に徹する。「大人の常識は」は言わない
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「せっかく子どもが相談してきてくれたのに、途中で「それってあなたが悪くない?」なんて言っちゃうとオシマイ。もちろん、そう感じることもあります。でも、ただひたすら聞いてあげるということだけに徹します。すると、話すうちに自分で自分のどこが悪かったのか、気づいて納得していくみたい。これも成長してる証拠ですね」
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親が頭ごなしに「あなたが悪い!」と言うと反発するけれど、『自分で気づいた方が心に深く残る』という意見も。まず、子どもと同じ目線に立つこと。そして親は子どもの話しを全面的に受け入れ、最後まで聞くこと。もし子ども方からアドバイスを求めてきたら、そのときにはじめて意見を言うのがベストのようです。
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5:友だちの気持ちをいっしょに考える
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「まずは子どもの意見を十分に聞いてあげます。それから『じゃあ、相手はどう思ったかな?』『ママが○○ちゃんなら、こう感じたかも』と話します。人ぞれぞれ顔が違うように、考え方も違うということを少しずつ伝えていけたらと思っています」
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いろいろ聞いてみて、わが子の方が間違っている場合には、そのことを子どもに伝えたいもの。とくに、低学年のうちは自分中心の発想で怒ったり、ケンカをするケースも少なくありません。そんなときは、まずわが子の気持ちに寄り添って共感してから、相手の気持ちをいっしょに考え、思いやる心を伸ばすのがポイントのようです。
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6:子どもどうしで解決させることが一番
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「大人が出て行くと早く解決はできますが、子どもたち自身で考えさせ、解決させることが大事。はじめは不安だし、親にも勇気がいりますが、子どもたちは話し合う力を身につけていったと思います。とくに上級生が加わると、雰囲気もグッとよくなります」
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子どもどうしのささいなモメごとは、子どもどうしで解決させる!そのことで、子どもがまた一段と成長する!という意見が多数でした。親の任せる勇気、見守る勇気、そして子どもを信じる気持ちが試されますね。
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7:子どもの人間関係は変化して当然と心得る
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「人間関係の変化も、多くの場合は深刻なトラブルではないみたい。とくに男の子の場合、1人の子に固執することが少ないようです。そのときの気分やノリで遊び友だちがどんどん代わるのが普通のよう」「クラスで遊ぶ友だち、放課後に遊ぶ友だち、一緒に帰る友だちが別ということもよくあること。心配しなくてOKですよ」
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ずっと仲良しだった子と遊ばなくなったり、誘っても断られたり…といったことがあると、大人は「大丈夫かしら?」と思ってしまいますが、子どもの世界ではよくあることのようです。過度に心配しないようにしましょう。

 

 

 

大越菜央