どもりが顕にする人と言葉の乖離。大人になるにつれてどもりが改善するとは?

吃り(どもり)とは、言葉がつまってしまいスムーズに発話ができない、言葉そのものを発することができないといった症状のことで、子供に多く、大人でも症状がみられます。

吃音にはいくつか種類があります。

<難発型>
難発型は,言葉そのものを発するときに詰まってしまう型のことを言います。
具体的な特徴としては、
・無理して言葉を発しようとすると、顔が歪み、体が硬直してしまう
・そもそも、言葉の最初の一音が出てこない
・知力や言語能力は十分にあるが、伝えたいことが伝えられない
などが挙げられます。

<伸発型>
 伸発型の吃音
この伸発型は,最初の一音が伸びてしまう状態です。
例:「あした」→「あーーあーした」
具体的な特徴としては、
・話していると言葉の語尾をよく伸ばす
・難発型をかくすために、伸発型の吃音になる
・「えー、あー」といった音を文章の間に挿入してしまう
などが挙げられます。

<連発型の吃音>
 連発型の吃音
この連発型は,同じ単語や音を繰り返して発音してしまう型です。繰り返し言葉を発してしまうことから、「間発性吃音」とも呼ばれます。
例:「こんにちは」→「こ、こ、っこんにちは」
具体的な特徴としては、
・文章や言葉の1音目を繰り返し発してしまう
・連発型の吃音を隠すために、難発型・伸発型の吃音になる
・最初の1音以外は流暢にしゃべられるが、一息置くとまたどもってしまう
などが挙げられます。

<その他の症状>
吃音には以下のような症状もあります。

■随伴運動
不自然に体を動かしてしまいます。

■吃音回避
どもりやすい言葉や、苦手な行を話さないように、しゃべらないようにします。

■動悸息切れ
吃音に対する不安や緊張から、動悸が激しくなったり、呼吸が荒くなったりします。

■変動現象
どもりが起こっていない状態でも、突然吃音が起こってしまう状態です。


吃りは大人になるにつれて改善に向かう場合が多いですが、その大きな理由は言語取得にあります。吃音回避ができるようになるといってもいいかもしれません。
どもりは「私」と「言葉」の間の乖離を顕にしてくれます。
子供がどもっているときには、落ち着いて普通の会話を心がけながら、相手が話し出すのを待ってあげましょう。

 

 

 

 

匿名希望