天才の共通点~幼少期に探求回路を育む環境と子育て。下手な英才教育は逆効果。

>受け入れるだけの学びは今すぐやめよう(リンク
>『天才』の共通点~言葉を使わなければ探求回路(潜在思念)が作動する?「画像記憶」は観念回路以前の記憶回路?
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>自主性を尊重し天才を育てる、母親の子育て力
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より、天才の共通点は
・幼少期、自然や生活の中で探求しながら過ごしている
・親からの徹底した肯定視の元で育っている
・親の幼少期の観念教育(英語など人間が作り出したもの)は、子供の考える時間を奪い、逆効果である
ということが分かってきた。


また、IQの傾向を調べてみると、
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狩野広之による1960年の研究では、小学校1年から中学校3年までの児童生徒を対象としてIQの変化を調べたが、「小学校1年生時点のIQはそれ以降大きく変わるケースが多い」ということと、「小学校3年生以上では、IQの変化はかなり少なくなってくる」ということが分かった。
wikipediaリンクを公表している人(成人のIQで、テストの種類が明らかのもの))
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より、「天才」は必ずしも先天的ではないこと、小学校1年生までは大きく変化する可能性があることがわかる。
学校教育を受けた小学校3年生くらいになると、その後の大きな変化は見られないことがわかる。

次に生活環境による傾向を調べてみると、
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IQは、生活環境によって大きく変わるとされている。 

イギリスでは運河時代(1760年代から1830年代)になると運河で働く船員の多くが、家賃や利便性の問題から家族と共にナロウボートで暮らすようになっており、1923年には船上で生活する子供を対象とした研究が行われた。この研究では学校出席率は全日数の5%で、両親が非識字の場合が多い。
先天的なもので文化や環境の影響をうけにくいと考えられていたレーヴン漸進的マトリクスによる流動性知能の検査でも、これらの76人の子供の知能を測ったところ、平均IQは69.6であった。なお、4~6歳では平均IQは90、12~22歳では平均IQは60であり、成長とともに知能の伸びが低くなっている。これは流動性知能と呼ばれるものも、教育の有無が大きく影響している事を示している。 

1932年の研究では、アメリカのワシントンD.C.西部のブルーリッジ山脈に住む子供を対象に知能検査をしたところ、山麓にある村の子供のIQは76~118だったが、山間部の子供のIQは60~84だった。また運河船の例と同じように、年齢が高いほどIQが低くなっている。

wikipediaリンクを公表している人(成人のIQで、テストの種類が明らかのもの))
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から、生活環境の変化が豊かと思われる、山麓の農村の子供IQが高いことが示されている。
海や山間部も自然外圧は高いが、山麓の農村の方が海にも山にも行け、探求する情報(自然の中の情報量・変化)は多くなる。

(四季の豊かな日本は、比較的恵まれた環境であるといえる。)

IQという指標がよいかどうかは明言できないが、こどもの探求回路を高めるうえでは、
幼少期に探求回路を育む、豊かな自然環境や遊び場が重要。
語学などの下手な英才教育をやめ、子供が興味を持ったことを発見してあげ、とことん追求できる環境を用意してあげることが、天才を育てる追求ポイントであると思われる。

 

 

 

時田 弘