【男の子】子育ての悩みは「聞く力」を育てることで9割解決!つけておきたい家庭での習慣①

リンクより引用します。

以下引用

(前略)

○男の子を育てるのが大変なのはある意味当然だった?
まず、おさえておきたいのは、男の子の子育てが女の子よりも大変なのにはちゃんとした理由があるということです。

女の子に比べて、男の子はもともと、「脳の聞く力」が弱いのだとか。
そのために相手の話がきちんと最後まで聞けません。当然理解もできないので、それに対する自分の意見もうまく伝えることができません。その結果、口よりも手が先に出てしまうこともあります。

そんな時に、頭ごなしに「ダメでしょ!」「お友達と仲良くして!」などと叱っても、そもそも「聞く力」が育っていないのですから、本人にはなぜ叱られたのかがわからず、「僕は悪くないのに」というしこりだけが残ってしまいます。
また、長々とお説教をしても、理解できず、ただ苦痛なだけで、逆効果です。

○「脳の聞く力」とは?
「脳の聞く力」をより理解するために、脳の働きをざっと把握しておきましょう。

加藤先生は、脳の働きの種類によって脳を8つのエリアに分け、それぞれを「脳番地」と呼んでいます。脳番地は、思考系、感情系、運動系、聴覚系、視覚系、伝達系、理解系、記憶系の8つです。
男の子の「聞けない」には3つのタイプがあると加藤先生。まずは我が子がどう聞けないか、見極めるところから始めてみましょう。

1.「聞こえない」聴覚系脳番地が未発達なタイプ
聞く力の弱さにダイレクトに関係する聴覚系脳番地ですが、「聞こえない」男の子のタイプにはさらに2種類あります。
1つ目のタイプは、右脳側の聴覚系脳番地が弱いタイプ。授業中にぼーっとして、先生の話の聞き洩らしが多い傾向があります。周囲の音に気を配って聞こうとする力が弱いのですね。

2つ目のタイプは、左脳側の聴覚系脳番地が弱いタイプ。言語を正確に聞き取ることが苦手な傾向があります。
「話の聞き洩らしが多い上に、最後まで人の話を聞かず、話がかみ合わない」場合は、右脳側、左脳側、両方の聴覚系脳番地が弱いということになります。

2.「聞いてない」視覚系脳番地が優位なタイプ
男の子には車や電車などの乗り物が好きな子や、虫を観察するのが好きな子が多いですよね。また、地図や図形などが得意な男の子も多いです。それは、視覚系脳番地が優位なために生じる現象なのだそうです。
子どもの脳はまだ成長中なので、2つ以上の脳番地を同時に動かすことがうまくできません。そのために、目が忙しくなると、耳がおやすみ状態になってしまうのだとか。
何かに夢中になっている男の子にいくら話しかけても馬の耳に念仏、といった光景はよくみられますよね。

3.「頭に残らない」記憶系脳番地が未発達なタイプ
生後数カ月は聞こえに問題がなくても、徐々に言葉の発達の遅れが出てくる場合、記憶系脳番地の働きの弱さに関係があるかもしれません。
聞いたことが頭に残らないのは、記憶系脳番地のなかでも海馬と呼ばれる部位の成長に原因がありますが、男の子は女の子に比べて海馬の成長が遅い傾向にあるからだそうです。
我が子がなぜ聞けないかがわかれば、対処方法も変わっていきますよね。
たとえば、視覚系脳番地が発達している子どもだったら、今までテレビで見ていたスポーツの試合を、ラジオ中継で聞いてみてはいかがでしょうか。未発達だった部分の脳の働きが動き出すかもしれません。

○聞く力はすべての基本?
聴覚系脳番地は、他の脳番地とのネットワークによって、連動して成長する傾向があります。

聞く力がないことで、ただ話が聞けない、覚えられないといったことだけでなく、言語能力やコミュニケーション能力まで育ちにくくなるというのですから、聞く力はすべての基本と言ってもいいかもしれませんね。

加藤先生によると、聴覚系脳番地の働きが弱いと、スケジュール通りに行動できなかったり、キレやすくなったり、熟考する力がつかなかったり、と社会生活を送る上で、いろいろと支障が出てくるというではありませんか。

そうなった時に、焦ってガミガミ叱っても、その子に聞く力が備わっていないままであれば、効果がないばかりか、また困った行動をして、また叱って……という負のスパイラルにはまりかねません。
では、聞く力はどうやって育てればいいのでしょうか?

 

 

 

前田重男