たったこれだけ!「将来の夢が叶う子」の親がしている、簡単な声かけ

リンクより引用します。

(以下引用)

(前略)
子どもが勉強や習い事に積極的に取り組み、「サッカー選手になる!」「ダンスの大会で優勝する!」「〇〇中学に合格する!」と、夢や目標を口に出す姿は微笑ましいですよね。

できるだけ支えてあげたいと思うのが親心でしょう。

夢や目標を持つのはとても良いことですが、目標や夢は「~になる!」という“なりたい心”だけだと、失敗したときやうまくいかなかったとき、簡単に挫折してしまう可能性が。

また、将来的に『燃え尽き症候群』のように、「自分は何のためにこんなにがんばってたんだっけ…?」「こんなことして意味あるのかな…」と、いきなり無気力になってしまうことも。

挫折しない子どもは、“なりたい心”の他に、もうひとつ心に持っているものがあるそうです。

心理学者の植木理恵先生の著書『やる気を育てる!』、そして植木先生のお話を元に「一生挫折しない心を育てるために、親ができるサポート」についてお伝えします。


植木理恵

“なりたい心”と“ありたい心”の違いとは?

植木先生によると、夢や目標の達成には、「〇〇になる!」という“なりたい心”にプラス、もうひとつ必要なものがあるそうです。

それが、“ありたい心”です。

“ありたい心”というのは、「前向きにがんばる自分でありたい」「惜しみなく力を出す自分でありたい」「正々堂々と挑む自分でありたい」という、結果はともかくとして「どういう自分で取り組めたか?」という心のあり方です。

“ありたい心”があれば、もし計画通りにうまくいかなくても、「前向きに最後までがんばれた」「言い訳をしないでいられた」といった気持ちが支えとなります。

挫折することなく、また立ち上がり、自分の目指す夢や目標に向かっていけるのです。

子どもが 「〇〇になる!」と、“なりたい心”を口にしだしたら、親としては“ありたい心”も引き出し、サポートしてあげることが大切だというわけです。


子どもの“ありたい心”を引き出すには?

子どもの“ありたい心”は、いったいどのように引き出したらいいのでしょうか?

植木先生は次のような方法を教えてくれました。

『憧れの人物』の存在から引き出す

子どもに「どうありたい?」と直接的に聞いても、ポカーンとするばかりでしょう。
どうありたいか?なんて、オトナでもなかなかすぐには答えられないものです。

そこで効果的なのが、子どもの『憧れの人物』から、“ありたい心”を引き出す方法です。

子どもは、物語のヒーローやキャラクター、あるいはスポーツ選手や有名人などに憧れを抱き、そこから「〇〇になりたい!」という夢や目標を持つことが多いです。

そこで、「その憧れの人物の、どういうところが好きなのか?」を尋ねることによって、“どうありたいか?”を訊き出すのです。

憧れのヒーローの「正々堂々と立ち向かうところが好き」という場合、その子は“正々堂々とありたい心”を持っていると言えます。

憧れの選手の「いつでも前向きなところ」という場合、その子は“いつでも前向きでありたい心”を持っていると言えます。

子どもがまだ小さい場合、絵本を読み聞かせているママも多いと思うのですが、絵本を読み聞かせた後、「〇〇ちゃんはどの人が好き?」と、好きな人物について尋ねてみるのも、“ありたい心”を引き出すのに効果的です。

子どもが好きな人物を答えたら、「どういうところが好きなの?」と尋ねます。

すると、子どもなりに考えていろいろ言ってくれるでしょう。

「どんなときでも優しいところ」といった場合、その子は“どんなときにも優しくありたい心”を持っているということが分かります。

昔の偉人などの話をドラマティックに語り、「その人物についてどう思う?」「どんなところが好き?」という会話からも、その子の“ありたい心”が見えてくるかもしれません。

一緒に映画を観に行って、映画の中の登場人物について親子であれこれ語り合うのもいいですね。

子どもの“ありたい心”をサポートするには?

次に、子どもの“ありたい心”をどのようにサポートしていけばいいのかについて、教えていただきました。

「できた・できない」だけでなく「どういう態度で臨んでいたか?」に目を向ける

子どもの“ありたい心”をサポートするためには、親は「できた・できない」だけに囚われた声かけをしないことが大切です。

・「ピアノで〇〇の曲が弾けるようになったね!すごいね」
・「スイミングの進級テスト、今回は不合格だったね。残念だね」

このように、目に見える結果にばかり焦点を当ててフィードバックをしていては、“ありたい心”は育まれません。

・「諦めずに最後までがんばっていてすてきだったよ!」
・「前向きに取り組めたね!」
・「手を抜かずにがんばれたね!」

このように、「どういうありかたで臨んでいたか?」にも注目して声をかけてあげましょう。

***

“なりたい心”と“ありたい心”は、「人が一生をかけて意欲的に生きていくのに、どちらもなくてはならない車の両輪」と、植木先生は書かれています。

“なりたい心”を応援すると同時に、“ありたい心”をサポートする、2種類の声かけを意識してみてください

 

 

 

前田重男