その責任、親が取れますか?叱られすぎて育った子供の悲惨な将来

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子どもの行動に対して「何度同じ事を言わせるの!」とつい叱ってしまうこと、ありますよね。そして我を省みたときに「自分のことを棚に上げて」と反省するなんてことも。今回の無料メルマガ『親力で決まる子供の将来』では著者で漫画『ドラゴン桜』の指南役としても知られる親野智可等さんが、自らの行動への反省をもとに、子どもの成長を促す接し方を記しています。

「何度同じことを言わせるの!」という叱り方はムダ。子どもは失敗を繰り返すもの

「何度同じことを言わせるの!」と子どもを叱っていませんか?そんなこと言っても仕方がありませんよ。子どもというものは同じ失敗を繰り返すものですから。というより、そもそも人間とはそういうものなんじゃないでしょうか?

私もよくやっています。「よくもまあ懲りないものだ」と自分であきれるくらいです。「メルマガを配信したら、その都度必ず配信記録をつける!」と決めたのに、すぐ忘れてしまいます。そして、3、4回分をまとめて記録したりします。

「明日から必ず朝6時に起きる」と、もう何度決意して自分に言い聞かせたかわかりません。もちろん、一回決めて自分に言い聞かせて、その後しっかり実行できることも、たまにはあるのですが、数は少ないです。

あなたも同じことを何度も自分に言っていませんか?「ようし、夜の9時以降にケーキを食べるのは今日を最後にしよう」とか、なんとか。「今日から、毎日腹筋を10回やるぞ」とか、なんとか。「今年から、毎日5分は整理・整頓タイムを取るぞ」とか、なんとか。

そして、自分のことは許せてしまうものですね。自分は許すけど子どもは許さない、というのではいけません。「自分は許すけど子どもは許さない。だって、子どものためだから」などという言い訳はしないようにしましょう。

ということで、「何度同じことを言わせるの!」などと言っていないで、何度でも同じことを言ってあげてください。そんなことは自立とはぜんぜん関係ないことです。

● それは単なる「便利な子」。本当に「自立」した子どもの育て方

繰り返しますが、子どもは毎日同じ時に同じ失敗をするものです。それは、生まれ持った資質に寄るところが大きいので仕方がないのです。

だらしがない、片づけができない、テキパキできない、マイペースで何をやっても遅い、こういうのはすべて生まれ持った資質です。こういったものが「子どものうちならなおる」というのは迷信です。

かえって大人になってからの方がなおる可能性があります。大人なら、自分の仕事、生活、将来、人生などを真剣に考ることができるので、「こんなことではまずい。直さなければ!」ということで、スイッチが入るのです。

でも、子どものうちに叱りすぎて、自己否定感にとらわれてしまっていると、スイッチが入りそうなときにも「どうせ、自分はダメだ」となって、イマイチ入らないままになってしまいます。

ですから、自己肯定感を育てながら長い目で待ってあげることが大事です。待てる親であってください。待てない親は、子どもの後伸びの芽を事前に摘み取ってしまいます。

待てる親なら、しかるべき時に子どもが自分で勝手にスイッチを入れて、がんばり始めます。そのときに、一気にぐ~んと伸びます。人間の成長というのはそういうものなのです。

 

 

 

伊達政宗