大人の思う子どもの問題行動は、実は一つ一つが探求の入り口

親にできることは、子供の探求心に蓋をしないこと。
ただ邪魔をしないだけでなく、親には子供をより本質に向かわせる力もある。それだけ影響力があるということ。

時に子どもは“問題のある”行動をするが、それは“大人にとって都合が悪い”というだけで、実はその行動が探求に繋がることも多々あるのです。

親が子どもの探求心に蓋をするのは、“自分のため”。必要なのは“脱自分”。子どもが社会に出るために本当に必要な力=追求力・人間力・照準力の獲得に向かわせる責任がある。

以下、リンク より
>子どもには、無限の可能性があります。
子どもは好奇心旺盛で、見るもの聞くもの触れるもの、そのすべてがエキサイティングに感じる毎日を送っています。
エキサイティングゆえに、石を投げたり、花ビラをちぎったり、
アリの巣に水を流したり、破滅的な行動をとることも珍しくありません。
「元に戻せなくても、とりあえず取り壊して調べてみる。」
それが子どもです。それが探求心というモノです。
子どもが家で卵を持ち出し、ジャグリングの練習をしていたとします。
あたなが親ならまず何をしますか?

「やめなさい!」
「卵が割れる!」
「危ないから戻しなさい!」
「落としたら誰が掃除すると思ってるの?」

これらの選択肢をもしあなたがとっているとしたら、今すぐにやめたほうが良いです。
あなたは子どもの可能性を殺している「殺人者」になってしまいます。
ここが一番大切で、
「卵が落ちたら壊れる。」
ということを子どもに発見させましょう。
そして卵が割れたら黄身が出てきて、
「これがニワトリになるんだ。」
という事実を教えてあげましょう。

子どもは、
「なぜこのドロドロした液体がニワトリになるんだろう?」
と不思議に思います。
そうすると理由を知りたくなり、
あなたに「なぜ?」と聞いてくるでしょう。
その「なぜ?」すなわち知的好奇心こそが最も重要で、
あなたの子どもが将来、生物学に興味をもつかどうかの別れ道になっているのです。
この気づきを子どもに教えることで失った卵はいくらですか?
よく卵を買うぼくはわかりますが、10個で200円ぐらいです。
1個20円ということになります。
20円の卵を失うことで、あなたの子どもが生物学に興味を持つかもしれないんですよ。

破格の授業料じゃないですか?

>子どもに秘められた探求心の価値を理解していない親があまりにも多すぎます。
先ほどの卵のたとえで、
「やめなさい!」
「卵が割れる!」
「危ないから戻しなさい!」
「落としたら誰が掃除すると思ってるの?」
とあなたが怒っている理由は、
ただ家庭の秩序を保ちたい・守りたいだけなんです。
あなたの思考やエゴが子どもの可能性を殺しています。

今度は子どもがキッチンに入って鍋や蓋で音をたてていたとします。
そうすると親であるあなたはなんて言いますか?

「鍋が傷む!」
「やめなさい。」
「壊れたらどうするの?」
「こっちは疲れてんだから騒ぐな!」

心当たりのある人が多いんじゃないですか?
その瞬間あなたは子どもの音響学への興味を殺したんです。
わかりますか?
子どもは探求心の塊なんです。
それなのに親である大人たちは、

「子どもに科学の興味をもってほしい。」
「最近の子どもは好奇心や探求心がない。」
「理系の大学を出ている子どもが減少している。」

こんなことを平気で言っています。
気づいていないだけで、子どもたちはみんな探求心なら生まれつき持っています。
あなたが奪っているんです。
子どもの可能性を。
子どもに問題はないんです。
問題なのはあなたの育て方です。

 

 

 

望月宏洋