親の「それはどういうこと?教えて」の声かけが高める学習効果

類塾でも実践している「学びあい」はまさにアウトプットを目的とした勉強方法です!
読んだだけ、知っただけでは「分かったつもり」になる勉強も、アウトプットするために再度自分で追求することで、しっかりと身に付いていきます!

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小学4年以降になると、子どもたちは急に勉強が難しくなったと感じます。これまでの基礎がものを言う時期の到来です。家庭学習において効率的に身につける勉強法として積極的な「アウトプット」をお勧めします。その効用についてお伝えします。

「1.内容を理解する」
アウトプットすることで、インプットされた知識をより深く理解することができます。先生の授業を「聴く」、教科書を「読む」、内容を「覚える」など、子どもたちには日々膨大な知識がインプットされています。
それらの膨大な知識を人に説明(=アウトプット)するとき、細部の情報までしっかりわかっていないとなかなかできないことに気づくでしょう。
つまり、アウトプットは、インプットされた情報をより確かに理解していないとできないのです。ですから、アウトプットする=内容の理解が深まるのです。

「2.自分の課題発見ができる」
アウトプットをすることで、自分の苦手なことに気づいたり、課題を見つけたりできます。反対に、新しく興味を持つことを発見する効果もあります。

「3.伝える力がつく」
アウトプットは、相手に「より分かりやすく伝える力」がつきます。同じ話題でも、相手によって興味を持つ点が違いますから、それぞれに伝わり方が違います。
相手に合った伝え方、例えば、相手のフィルターが三角ならば、情報は三角に変えて、四角なら、四角にして、相手が理解できるように伝える必要があります。

・家庭教育アドバイス…「アウトプット法も人それぞれ」
アウトプットというと、言葉で伝えるイメージがありますが、それ以外にもあります。例えば、文章で、絵で、工作で伝える、などさまざまです。
ある時、小学5年生の算数で、立方体の容積を学ぶ授業がありました。まず、表面積を求めるときのこと。「正方形は何面ありますか?」と問われ、発表した児童は、「このセットとこのセットとこのセットなので6枚」と言いました。

「このセット」の部分は、立方体の向き合う正方形のセットを、両手で上下、正面背面、両側面と表現して正方形の数を示しました。文章に書くよりも、口で説明するよりも伝わったようで、クラスの児童からは「おー!それな」、先生からは「分かりやすいですね」と発表した児童は称賛され、本人も誇らしげでした。

このように、子どもの数だけアウトプットの方法があるかも知れません。そして、アウトプットの結果、その努力や成果が先生やクラスメートから誉められると、子どもの勉強意欲の向上に繋がるだけではなく、自己肯定感も高まります。

ご相談者のように、勉強内容が進む高学年のお子さまたちには、「今日は何を教わったの?」「それはどういうことかママに教えて」などと、アウトプットの機会を作る声かけが効果的です。
学習意欲も、学習効果も高まる「アウトプット」。親子のコミュニケーションの一つとして、ご家庭に取り入れてみてください。

引用:リンク
「MAG2News」

 

 

 

二島圭入