N高生インターンの実力がすごい②

①の続き
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「京都イノベーション株式会社」にて、N高生としてインターン勤務する鎌谷天馬さん(17歳)も企業にとって欠かせない存在になっている。

「元々プログラミングの勉強をしていたのですが、仕事の場で実践的な経験を積みたかったのがインターンを始めた理由です。」

同社は、AIやIoTなどの先端技術の研究とそれらの技術を活用した「システム開発」や「Web制作」を手がけている。

鎌谷さんは、同社の受託開発プロジェクトにおいて、Webアプリケーション開発の実装をメインに担当している。

インターンを始める前から「Webページの制作・納品実績」があり、「プログラミングスキル」も持ち合わせ、クライアントやパートナーと連携してプロジェクトを推進した経験もあったため、抽象度の高い案件やタスクにも柔軟に対応できる、というのが同社での評価だ。

「ゆくゆくは、プロジェクトマネージャーとしてクライアントとの調整や仕様決定にも関わりたい。そして、AI分野の研究や開発で世の中にインパクトを与えたい」

そう語る鎌谷さんは向上心に満ち溢れていて、現在も学業の合間を縫い「週3日」で勤務し、スキルを磨いている。

また、 “長期的な” 関わりをもてるのも、高校生インターンの魅力だ。

進路によっては、その後大学に進学してからも継続してインターン参画が可能なため、長期間での勤務を想定できる。

また、N高生の場合、他の高校生と比較し、卒業後に「社会で活躍すること」を考える生徒も多いため、そのまま "即戦力" として企業に参画する可能性も十分ありうる。
※『平成30年度 文部科学省 学校基本調査』に基づく

「企業理念」や「社内風土」などを芯から理解してもらえるため、入社後の両者にとってミスマッチがないのも魅力的だ。

とはいえ、N高生が実際にどのような貢献が出来るのか、まだ具体的にイメージが湧かない方にぜひ参加してもらいたいイベントがある。

通学コース プログラミングクラスでは、月に一度の「LT(ライトニングトーク)大会」、半期に一度の「成果発表会」が行われているのだ。

学内で進行している技術的なプロジェクトの成果を、各生徒がプレゼン形式で発表している。

これまで「成果発表会」は生徒のみが参加する学内イベントであったが、

最近は企業の「経営者」や「開発責任者」、「人事担当者」が実際に足を運んでいるという。

過去には、

「一人暮らしのお年寄り向け“見守りデバイス”の開発・ネットワーク構築」
「アニメーション制作と、その広報サイトの構築」
「株価予想ソフト&ポートフォリオサイトの作成」

などなど、高度な技術力を必要とする成果が発表された。

N高生が、どれほどの技術力を兼ね備えているのか、校外に周知・発信され、今後この「成果発表会」が学校と企業をつなぐ重要な場になっていくだろう。

 

 

 

池谷菜奈子