こどもの学びとビオトープ~自然に対してココロもカラダも一体になる~

敷地内にビオトープ施設を持つ小学校や、水と緑を題材にした総合学習などは年々増えているかと思います。

実際にこどもたちがどのようなココロの変化をしているのでしょうか。。?



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ビオトープの授業をしていると、だんだんと興味を持って夢中になってくるのが目に見えてくるんですが、さらに投げかけ方によっては、自分たちでどう変えていけば生きものにとってより棲みやすい空間にできるかという発想を持つようにもなるのです」

地域の中で人間だけでなくさまざまな生きものがいっしょに暮しているという認識を持つこと、そしてその生きものにとって自分たちにもできることがあるということを知ることで、子どもたちは大きく成長していくと三森さんはいう。

ビオトープができたばかりの頃には、1年間で水生生物が30種類くらい見られた年もあったんですが、今は年間を通して5~6種類に減っています。でもそれは逆に言うと、大きな学びのチャンスでもあるんです。大きな緑地空間では何もしなくても極端な変化はなく、たくさんの生きものが見られます。でも、ビオトープは小さい空間だからこそ、悪い方向も含めて変化が激しくなって、それに対して何かしなければという思いを育むことにつながります。同じこのビオトープに、何年か前にはいっぱい生きものが来ていたことを知ることで、子どもたちの行動の指針やモチベーションが生まれてきますし、小さい空間だからこそ、観察だけではなく、環境を変えていくということに能動的に関わっていくことができるわけです。そんな経験ができる場があるというのが、ビオトープのよさなのだと思うんですよ」

 

千頭