「~できているはず」は学校のテストの時から癖がついてしまっている!?

資料をつくっていて、間違いがないか確認したはずなのに第三者からチェックを受けると、本当に確認したかという程度のケアレスミスや間違いがちらほら出てくる時がある。

実はこれ小学生の頃から、ちゃんとした「見直し方」をしていないのが癖になって、「できているはず。。。」と思い込んでしまうのかも。


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高山先生との話の中で、「テストの見直しができない子に対してテストを見直しなさいと言っても、集中力が切れていたら見直せない」ということが話題になっていました。
その時、僕は「そういう子どもって見直しをしないで裏に絵を描いているんですよね」という発言をし、周りの方から「よく分かっているね」と褒めていただきました。


それもそのはず。

何を隠そう、僕自身がテストの見直しができない子ども時代を送っていました。
いつも、テストが終わると見直しを全くしないで裏に絵を描いたり、幾何学的な模様をたくさん書いたりすることに専念していました。
そして、テストが返されるとどこかにとんでもないケアレスミスがあり、いつも親から「ちゃんと見直しをすればもっといい点数がとれるのに」と言われていました。

具体的には、文章題を1問丸ごと解いていないことに気付いていなかったり、計算問題で途中から+と-が入れ替わっていることに気付かずに全問足してしまったり、問題文の最後に「3つあげなさい」と書いてあるところまで読まずに1つだけ書いて満足していたり…。


高山先生は、見直しができない理由として最後に見直すまで集中力が続かないことをあげていました。
僕も、集中力が続かなくて、見直しができないことがありました。特に、テストは簡単な問題から始まって徐々に難しい問題になっていくので、はじめから全力の僕は、最後の問題を解いた時点で集中力ゼロとなり、見直すだけの力が残っていないこともありました。

ほかにも、僕には理由があります。
それは、見直す理由が分からなかった、というものでした。
どこをどう見直せばいいのか、いまいちよく分かっていなく、しかも、思い込みが激しいので漫然と見直しても+と-を間違っていることや、問題をひとつ抜かしていることに気付かなかったことが頻繁にありました。
しっかり見直しているつもりでも間違いが減るわけでもなく、それどころか「しっかり見直しなさい」と注意されていたので、僕としては、どこか釈然としない気持ちを抱いていました。

僕は、前回の間違いから傾向をつかんでどこを見直せばいいのかを教えていくことが有効なのではないかと思っています。
たとえば、「いつも+と-を間違えるから、+と-の記号をもう一度見直すといいよ」とか、「いつも名前を書くのを忘れるから、3問目を解いたらもう一度名前を見てみよう」とか、具体的に何をすればいいのかを指示すると、思い込みを崩せるかもしれません。

高山先生は、見直すことができない子どもに対しては、最後にまとめて見直すのではなく、1問解くごとに見直しをするという方法を提案していました。
僕は、高山先生のお話を聞き、目からうろこが落ちる音がしました。
一気に見直そうとするから負担が増えるような気がするのであって、視点を変えて1問ごとに見直しをすれば、同じことをしていながら負担が減った感覚があります。
見直しは全問解き終わってからするものと思い込んでいた僕には何年かかっても思いつくことがない方法でした。
今回、高山先生とお話できたことで新しい視点を与えていただきました。

単に「ちゃんと見直しなさい」というだけでは通じない、僕みたいな子どもは少なくはないはずです。
その際、「ちゃんと見直しなさい」という言葉は子どもにとっては雑音になっている可能性もあります。
どうすれば「ちゃんと見直す」ことになるのかを具体的に伝えることで、子供たちに伝わる言葉になると思います。

どんな方法で効率良く見直しできるかは子どもの特性による部分もあるので、一概にこれで大丈夫ということはないのですが、僕の経験が、いろいろ工夫する際の参考になればいいな、と思っています。

ちなみに、現在の僕の見直しのポイントは「文書の日付を確認しよう」です。
特に、パソコンで作業しているときには、昨年度の文書を参考に作成することが多く、本文はしっかり直すのに、日付だけ昨年度のままだったということが頻繁にあります。
焦っているときには見直しのポイントすら忘れているので、なかなか改善しません。
こんな場合、自分でどうにかしようとするよりも、僕の代わりに見直してくれる人を探してお願いするのが一番の近道かもしれません。

 

 
千頭