自分で遊びをつくる力が、これからの時代に必要な力を育てる暇な子どもを作る、そこから創意工夫が生まれていく

◆子どもの遊び場所「自宅」が9割以上、低学年は外遊び人気

 最近の子どもの遊び場所1位は「自宅」92.1%で、2位「公園」49.3%の約2倍にのぼることがバンダイが発表した調査結果により明らかになった。小学生の遊びは「遊具遊びや鬼ごっこ・かくれんぼ」がもっとも多かった。

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この事実は本当に必要な能力を身に着けるための外遊びである事と逆転している状況。

本当に必要な遊びとは?

◆江戸時代の遊び
子供たちの仲間遊び 古い時代から、遊び名人の子供たちは立派な遊 び道具がなくても、手近な草花や自分の手足を「道 具」にして、いろいろな遊びをあみだしてきました。 花の首飾りや草笛を吹いて遊んだり、口遊び、指遊 び、手遊びなども、昔々からの伝統的な遊びでし た。しかし何よりの遊び道具は、実は親しい遊び仲 間だったようです。江戸時代の子供たちも、この仲 間遊びに夢中になっていたことが伝えられています。 江戸時代末期の『守貞謾稿 もりさだまんこう 』には、「鬼ごっこ」や 「かくれんぼ」が全国的な遊びであったとあります。

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◆自分で遊びをつくる力が、これからの時代に必要な力を育てる暇な子どもを作る、そこから創意工夫が生まれていく
 それらはすべて、今私がビジネス向けであったり、或いは子どもたち向けに伝えていることも同じです。知識だけで解ける問題なんてもうないんだから、やってみるしかない。その上でいいなと思ったら続けるし、駄目だと思ったらやめる。そういうのをどれだけ素早く出来るか、それを身につけられるか。それは小さい頃にどれだけ色々試行錯誤をしたかにも大きく左右されます。
 そういう試行錯誤、多様な遊び方に必要なのは、子どもが「暇」なこと。わが家では娘達に、習い事は一つしか認めませんでした。新しいものをやるならその一つを辞めなきゃいけない。ゲームやテレビも一日30分と決まっている。だから彼女たちはすごく暇で、その暇をどう潰すか毎日考えていた。暇だけどテレビを見て過ごせない、主体的に過ごさなきゃいけないというときにこそ子どもは必死に考えて遊びを作り出していきます。うちの次女が昔言っていました。「子どもが遊ぶのにおもちゃはいらない、遊び相手がいればいいんだ」と。兄弟や姉妹であったり、友達であったり、相手がいることで発想は更に生まれていくのです。
 そして子ども自身が主体的に考えていくためには、親や周りの大人がまず変わらなくてはいけない。子どもだけ変わっても、家に帰ったらルールが違うんじゃ戸惑ってしまう。
 どれだけ暇な子どもを作れるか、そしてその子どもたちにどれだけ創意工夫の機会をあたえられるか。それが未来を生きる子どもたちにとって、もっとも大切なことなのではないかと思います。



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森浩平