外遊びの必要性と知育効果

外遊びは、体力向上以外にも子どもの健全な成長につながる効果がいくつもあります。子どもたちの運動能力や体力の低下、心の発達が問題視されている現状において、外遊びへの関心が高まっています。

外遊びで得られるものは、生物に不偏の必要機能であり、右脳に本来備わっている機能です。そして、右脳の能力が幼児期に開かれることで、その後の学びに及ぼす影響が変わります。

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【外遊びのメリットって?】
◆基礎的な体力、運動能力の向上
外遊びをすると、基礎体力や運動能力が鍛えられます。運動能力が低下すると、体をうまく使えずにケガをしやすくなります。
外遊びは、単純な動きばかりではありませんよね。決められたルールを守りながら、走ったり止まったり、手指を動かしたりといった複雑な動作が求められます。これらが脳の発達を促し、運動能力を高める効果があると言われているのです。
つまり外遊びによる運動能力向上は安全に、そして健康的に生きていくためにも必要なこと。ぜひ、外遊びを通じて運動能力を高めていきたいところです。

◆健康的な体づくり
外遊びは健康的な体づくりに効果があります。
外遊びが体や心に与える影響を下記にまとめました。

・太陽の光を浴びることで基礎代謝があがる
・体を動かすことで心肺機能が高まる
・空腹感を感じることで食欲がわく
・睡眠の質があがる
・生活のリズムが整う
・運動することでストレス発散となりポジティブ思考につながる

これらを見ても、外遊びと健康との関係が深いことが分かりますよね。事実、生活習慣病は大人だけの病気だと思われがちですが、体を動かす機会が減っている現代の子どもたちも病気にかかるリスクが高くなっているようです。また、気だるさや睡眠不足、精神面での問題を抱える子どもたちが増えていることも危惧されています。

心身ともに健康で過ごすためにも、積極的に外遊びをすることが推奨されているのです。一緒に遊ぶ大人も適度な運動をすることで健康でいられますし、積極的に外遊びを取り入れましょうね。

◆コミュニケーション能力を高めることができる
子どもは、外遊びを通じて協調性の大切さを学びます。幼い子どもほど保護者に甘えてしまい、イヤイヤになってしまいがち。保護者の方が妥協してしまうことも多いのではないでしょうか。けれども、子どもはこのままずっと自我を通して生きていくことはできませんよね。

子どもは友だちと外遊びをすることで、楽しく遊ぶためにはルールを守らなければならないこと、周囲と協力し合う必要があること、我慢しなければならないことなど協調性を学びます。例えば、公園の遊具も順番を守る必要がありますよね。自分だけが使っていると、友だちと衝突する原因となってしまいます。

このように外遊びは、子どもの社会性を育てることにも役立つのです。

◆積極性が身につく
外遊びをすることで、子どもは積極性が身につきます。友だちの行動が刺激となり、自分もやってみたいと気持ちになるもの。子どもは、子ども同士で刺激し合い、成長していきます。もし失敗しても、うまくやるためには次はどうすればいいんだろう…と、自分で考えて行動するようになるのです。
自分で考える力、積極的に行動する力は生きていくうえで大切な要素です。外遊びから学べることは、とても多いことが分かります。

◆自然を感じることは人格形成にいい影響を与える
自然を感じることは、子どもの人格形成にいい影響を与えるとされています。
自然は変化します。暖かい季節には色とりどりの花が咲き誇り、風が心地いいもの。次第に空気が冷たく変化したことによって、冬の訪れを感じます。
外遊びをすると、自然の変化を肌で感じることができるでしょう。これらは五感を刺激し、子どもの心を豊かにしていくのです。(略)

【外遊びを楽しむために守りたいルールやコツ】
◆年齢の違う子どもたちと遊ぶ機会を作る
外遊びをするときは、年齢の違う子どもたちと遊ぶ機会を作りましょう。子どもにとって自分の年齢よりも少し上の子どもとの遊びは、刺激的なできごとの連続。お兄さんやお姉さんのまねをしたいと思うことは、チャレンジ精神を育みます。

また、下の年齢の子どもと遊ぶと、今度はお兄さんやお姉さんになったという自覚が芽生えます。これまでは自分が1番下で甘えん坊さんだった子どもも、自分よりも小さい子どものために我慢しなければならないことを知るのです。

このように、年齢の違う年齢の子どもたちと遊ぶと、保護者の方や同じ年齢の子どもと遊ぶだけでは得られなかった刺激的な経験を積むことができます。外遊びを通じて、子どもの健やかな成長を促すことができるでしょう。

◆遊びに慣れたらアレンジを楽しむ
いつも同じような外遊びをしていると、飽きてしまいますよね。それなら、定番ではなく変わり種のルールを楽しみましょう。(略)

◆危機管理を徹底する
外遊びは、危険もたくさんあります。(略)子どもは無我夢中で遊んでいると注意力が散漫になるもの。保護者の方は子どもから目を離さずに注意深く見守ることが必要です。携帯の操作や保護者同士の会話に夢中になりすぎて、子どもが危険にさらされるというのはあってはならないこと。保護者の方は危機管理を徹底しましょう。(略)

【まとめ】
外遊びは、子どもの心と体の発達を促します。生活習慣病や精神的な問題を抱える子どもたちが増えていると危惧される現状で、外遊びへの関心は高まっているのです。また、外遊びは健康的な体づくりに役立つだけではなく、社会性も身に付くといった効果も期待されています。

ただし、外遊びは室内遊びよりも危険性は高くなります。子どもが大ケガをしないためにも、保護者の方がしっかりと危機管理を徹底する必要がありますよ。注意点には気を付けながら、よく晴れた日には思いっきり外遊びを楽しみましょうね。

 

志葉楽