児童たち による森林を使った体験活動

◆サミット 1 日目
(1) 児童による森林体験活動発表会


初日、それぞれの学校の児童は、本サミットのために練習してきた成果を発揮し、各学校の特徴や行われている活動について元気に発表しました。

児童の発表後に、発表校の先生への質疑応答が行われました。会場からは、「小学校の先生には転勤があるので、森林活動を続けていくことは難しくないか?
次の先生への引継ぎはどのように行われているのか?」等の質問があり、各校の代表の先生からは、「地元の方や団体と協力している。」、「教師の数が少ないこともあり、学校全体で取り組んでいる。」などの回答がありました。


発表会の後は、森林活動教育を行う上での課題を解決するための4つの分科会が開催され、各分科会では事例発表や発表に対する意見交換が熱心に行われました。

分科会1 身近に森がなくても出来る!はじめての森林環境教育に取り組むアイデアを紹介します。

分科会2 さまざまな教科の中で、そして地域の中で、森林環境教育に取り組むには?

分科会3 地域、PTA、行政、そして NPO のバックアップを得るためのノウハウを学びたい!

分科会4 ESD(持続可能な開発のための教育)の視点を取り入れた授業を工夫しよう!


また、児童のための「木のはがき」のワークショップも開催され、児童たちは「間伐」をテーマにした紙芝居を観た後、参加校のほかの児童とお互いに自己紹介を行い、木のはがきに手紙を書いて、ポストに投函しました。発表の時間とワークショップの時間というほんの短い時間だけで、各校の児童たちがあっという間に打ち解けあっていたのが印象的でした。

当日の会場には、協賛企業・団体、また実行委員会の構成団体による PR パネルが設置され、会場をにぎやかに彩りました。

◆サミット 2 日目
当日は、快晴で朝から気温が高くなりましたが、子どもたちは元気に森林体験活動に参加しました。まずは、森林体験活動に協力いただいた森林インストラクター東京会の皆さんから東京都の木であるイチョウなどの説明を聞きつつ、宿泊施設から明治神宮まで歩きました。 明治神宮では、初めに社務所の講堂内において、明治神宮の森を管理している田中昌之氏(明治神宮総務部警衛管理課主幹)よりお話をうかがいました。明治神宮の森は、明治天皇崩御により創建され、全国からの献木により造営された人工の森であるというお話がありました。

児童たちはお話に興味津々で、自分たちがいつも活動している学校の森と、どういうところが違うのか、わくわくしながら明治神宮の森での森林体験活動に向かうことができました。

森林体験活動では、森林インストラクター東京会の皆さんの指導の下、目をつぶって風を感じたり、太陽の暖かさを感じる「感性の準備体操」を行った後、樹皮の温度差の話や、樹木の緑色の多様性の話、日本最大級の鳥居のヒノキの話などを聞きながら、明治神宮の森を回りました。

児童たちからは「いつも学校で行っている森と、木の生え方が違う!」「学校でいつも行く森でも、今度はどんな緑があるかよく見てみよう!」「鳥居の隙間からすごくいいにおいがする!」といった声が聞かれました。

最後は、本サミットの実行委員会事務局長である渋澤壽一(認定 NPO 法人共存の森ネットワーク理事長)による閉会の挨拶によって、2 日間に渡る学校の森・子どもサミットは閉幕となりました

 

 

 

道民