「親以外の手があることではなく、子どもの成長を一緒に喜んでくれる人が増えること」がうれしい

今日の母親たちは,子育ての責任を1人で負わされ、子どもがうまく育たなかったなら、自分のせいとなる。

社会に何となく流れている「母性愛」や「母親役割」が女性の生き方を呪縛し,子育て中の母親を追い詰める。

これもすべては核家族化によって集団が解体されたことが根本原因。だとしたら、集団を再生させていけばほとんどの課題が解決される。

以下は、サイボウズ式「シェアハウスで共同子育て。一番の良さは、「親以外の手が増えること」ではないんです──東京フルハウスリンクからの引用です。

----------引用開始------------

僕たちは、子育てを誰かに頼る前提でシェアハウスで暮らしているわけではないので、基本的には僕と妻が子どもの面倒を見ます。

でも、シェアハウスだと夫婦だけでは“少しはみ出る部分”を補ってもらえるので、すごく助かります。たとえば、トイレへ行く時に見てくれたり、危ないことをしようとする時に止めてくれたり。

子育て中は、大人の目はあればあるだけありがたいですよね。特別何かしてくれるわけでなくても、自分以外の誰かがその場にいるだけでも心が軽くなります。

(中略)

僕はここの住人ではないんですが、よく出入りしています。昨日、僕はこの子と一緒にお風呂に入ったんですよ。1歳の子どもとお風呂に入るなんて経験、独身じゃできない。

日中、買い物にもついていって、抱っこ紐をつけてバスに乗ったら、生まれてはじめて席を譲ってもらって、感激しました。この世界は善意にあふれている! と。


子どもがいるシェアハウスにいると、子育ての疑似体験ができますね。母と子にとっても1対1にならない環境がいいですね。


育休中、一日中赤ちゃんのお世話をしていると、ひとりで「うんち」「おしっこ」「おっぱい」しか言葉を発しないこともあって、どうしてもイライラが溜まってしまうこともありました。

でも、そんな日も、住人が仕事から帰ってくると、大人の会話ができるので気分転換になります。何より、子どもの小さな変化に気づいてくれるのが嬉しくて。「まつげ伸びたね」とか「腕の筋肉がついてきたね」とか。
住人の男の人が、子供の世話をしている


シェアハウスでの子育てで一番良いことは、親以外の手があることではなく、子どもの成長を一緒に喜んでくれる人が増えることです。

離れて暮らす自分の両親やきょうだいは会えても1ヶ月に1回くらいなので、大きな変化にしか気づかない。でも、毎日会っている住人は、小さな変化に気づく。保育園の連絡帳を見て喜んでくれます。それが、嬉しいんですよ。

 

天野 弘