子育て不安と話し合えない夫婦


家庭(家族)の問題、子育ての問題は追求すればするほど課題は尽きない。

先日の実現塾でも、現在の家庭のどこがおかしい?や親の監視や干渉が強くなっている事例が子どもたち・親世代から飛び交いました。でもそれも「誰が」悪いとかではなくて、今の社会で誰しもが陥る普遍的な構造。

特に、現代の状況は、母の子育て不安(子育て≒自分の評価)を越えて、集団崩壊不安という、子どもがいなくなると唯一の家庭をつなぎとめるものも、母の役割もなくなってしまう次元に。だからこそ、子どもへ手放せなくなり、縛るように収束してしまう。
(逆に子が自立したら、あっさり離婚する熟年離婚も急増中)

●ある調査では、コロナ後に「産後うつ」の可能性がある人が約24%となり、従来より倍増 (NHK リンク )
●母親の約7割が「子どもがうまく育っているか不安になる」と子育て不安を抱えている。(ベネッセ教育総合研究所 リンク)


この集団崩壊不安には、夫婦関係の不全も大きいと思われる。
自分の身の回りで気になるのは、本音で話合えない夫婦やカップルが増えているということ。(現在の20代後半から30代前半)非常に相談を受けることが多い。

・夫婦それぞれが相談してくるが、相互での言い分が食い違う
・こちらに相談してくる内容を本人に伝えては?というと言えない
・そもそも相手はこういうタイプだからと決めつけて踏み込まない、諦めている
・対面で話せないので、同じ家にいるのにLINEで意見をぶつけ合う etc…

そんな夫婦が子どもをつくるとどうなるか。もれなく冒頭の状況に陥る。

こうした子育て前世代も、子どもができる前から、集団とは?家庭とは?を生命原理に遡って追求していく必要がある。その先は現代の核家族の在り方や婚姻様式の不整合にも行きつくことになる。
 

 


山本紀克 ( 32 大阪 会社員 )