「育てる」と「育つ」は違う。組織は生もの。

欠乏を生起させる。そのタイミングが重要。組織は生もの。
絶対的な肯定感が背景にある。生産集団でこそまっとうな育成が成立するようだ。
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宮大工の棟梁に学ぶ人材育成の本質
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「育てる」と「育つ」は違う。「育てる」というのは大変な仕事や。しかし、「育つ」となれば話は別や。育つための環境と機会を用意してやればいいわけだ。
その現場を任せるのや。任されたものも早ければつぶれるし、施主さんに迷惑がかかる。しかし、任せる時期が遅かったら人は腐るで。その人が完成してから任せたらだめなんだよ。未熟なうちに任せるんだから、任される方もできるとは思っていないのだけれど、親方がやれと言ったから、俺もできるかもしれないという、このタイミングだな。

ここでは修業は最低十年かかると言ってある。その時間の長さに負けて辞めていく者もいたよ。他と比べてものを見るようになると時間に負けるな。長い人生で考えたら十年なんてすぐ終わる。

叱るときは、気づいたときにその場で素直に言ってやることや。小利口に後になってというのはあかん。一番しみこむのは失敗したその時や。叱るといっても、叩いたり、小言を言ったり怒鳴ることばかりやないで。何も言わない叱り方もある。叱られたかどうかは自分が感ずるもんや。

木に癖があるように人にも癖がある。その癖を見抜いて、生かしてやるのが務めや。百人いれば百人の考えがある。これを一つにまとめて仕事を完成させるのが棟梁だ。それができなかったら棟梁が自分から役目を下りろと言ってるんだな。リーダーへの戒めや。組織は生もの。同じメンバーでずっとやってきていたら、腐ったようになっていっただろうな。人に任せ、人に譲ることで、伝統の技を生きたものとして伝えていけ
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(匿名希望)