スキンシップが多いほど色々なことに挑戦できる!?

以下リンク

より転載

**********

生まれたばかりの人の赤ちゃんは母親から栄養(母乳やミルク)を与えられ愛情のこもった世話(おむつを替える、あやすなど)を受け、幼児になれば後追いや駄々こねなども含めて、母親との接触を喜びます。
一方母親は赤ちゃんの微笑や発声(喃語)、注目を受け、幼児になれば成長した子どもとの関わりに喜びを感じます。
このように母子はお互いに満ち足りた感情や安心を保つことで、親子の絆、情緒的な結びつき、つまり『愛着』がうまれるのです。

①(母)世話をする

②(子)笑う、発声する

③(母)かわいい、守りたいという感情が芽生える

④(子)この人は安全、安心だ、と思う
この①から④の繰り返しが愛着をうむんですね。

他の動物と違い生まれたばかりの人間の赤ちゃんは、自力で体を動かすこともできず、自分を守る手段がありません。
そこで他人に自分を守ってもらうように働きかけるための仕組みが愛着であり、身近な大人との情緒的な結びつくことで自分の安全を得るための『本能的な生きる知恵』だと考えられています。

ハリー・ハーロー(ハーロウ)という学者が、生まれたばかりのアカゲザルの乳児を母親から離し、代理母で育てる実験を行ないました。
代理母のひとつは哺乳瓶がとりつけられている針金でできた感触の冷たいワイヤーマザー(針金の母親)、もうひとつは針金が柔らかいテリー布で覆われヒーターによって体温近くまで暖められたクロスマザー(布製の母親)の2種類が用意されました。
それまでの心理学では、子どもは栄養を与えてくれる存在(ワイヤーマザー)に愛着を示すと考えられてきました。
ところがアカゲザルの子どもは、明らかにクロスマザーを好んだのです。
小ザルはおなかがすくとワイヤーマザーからミルクを飲みますが、すぐにクロスマザーへ戻ります。
また音の出るびっくりするようなおもちゃを飼育小屋に入れたときも、小ザルは怖がってクロスマザーにしがみつきます。
ハーロー(ハーロウ)はこうした実験から、愛着はミルクだけで生まれるのではなく、母の温かいスキンシップによって形成されるのだと考えました。スキンシップによって安心感を得ることができたアカゲザルの子どもは、新しい環境や対象を探索することにもチャレンジできました。
動画の後半では、アカゲザルが興味を持ちそうな数個のおもちゃとワイヤマザーかクロスマザーを入れた部屋にこのアカゲザルの赤ちゃんを入れます。
ワイヤーマザーが入っているときは、他の布(おむつ?)のようなものにすぐさま飛びつき不安そうに周りを見回します。
しかしクロスマザーが入っているときは、まずクロスマザーに飛びつきしがみきますが、しばらくするとクロスマザーから離れて、他のおもちゃを探索し始めます。

**********

 

(匿名希望)