ブラジルの6歳と7歳の読み書きのできない子どもの数がパンデミックの2年間で100万人増加し、「4割が識字できない」状態に。同様のことが、日本を含めた子どもがマスク着用をしていた全世界で起きている可能性

世界の子供たちに壊滅的な知能低下が起き始めています。まさにこの状況は、知能進化によって過酷な自然環境を生き延びてきた人類にとって、最悪の事態かもしれません。

リンク「indeep」さんより抜粋です。

ブラジル日報という日本語のブラジルのニュースメディアで、「パンデミック中に、ブラジルの6~7歳児の4割が《読書き不可》であることが非政府団体の調査で判明」という報道を見ました。

リンク 《ブラジル》6~7歳児の4割が読書き不可=対面授業停止の悪影響露呈=コロナ禍で広がる社会格差 (ブラジル日報 2022/02/10)

上の報道のタイトルにありますように、その理由を「パンデミック中の対面授業の停止にある」というようにブラジルの教育系の非政府組織は述べていまして、さらに「貧富の差」を挙げていました。

(中略)

しかし、ここで対象となっているのは、高等教育を受ける年齢ではなく、「6~7歳児」であり、しかも、問題は、「文字が読めない、書けない」というレベルの話なのです。文字の習得は、対面授業云々以前の問題のようにも思え、昨年以来、何度か取り上げています、パンデミック中の「マスク」と「ロックダウンによる人との接触の消失」による、

「信じられないような子どもたちの知能の低下」が関係しているというようにしか思えません。以下は、米フロリダ州言語聴覚士が、「言葉の発達に問題がある子どもが 364%増加した」ことが報じられていたアメリカの報道をご紹介しています。

●信じられないような子どもたちの知能の低下 [記事] マスクによる乳幼児の「深刻な言葉の遅れ」の増加率が「364%」に達しているとアメリカのセラピストが声明 In Deep 2022年1月20日

この言語聴覚士によれば、認知症のような子どもが非常に増えたことにも言及していまして、言葉の発達どころか、「周囲の何にも、たとえば親にも興味を持たない」というような乳幼児たちも増えているようです。

以下は、昨年夏に、米ブラウン大学の専門家が、パンデミック中に生まれたか、あるいはパンデミック中に乳幼児期を過ごした子どもたちに、「認知障害レベルの著しい知能低下が起きている」ことを突き止めた報道を取り上げています。

リンク [記事] パンデミック中に生まれた子どもたちの IQ が認知障害のレベルにまで低下していることがアメリカの研究により見出される。人とのふれあいと遊びを剥奪され、マスクを強要されたことによる可能性が大 In Deep 2021年8月15日

◆ブラジルで起きていることも同じ平行線にある
ブラジルで起きていることも同じ平行線にあることだと思われます。現在、6歳から 7歳ということは、パンデミックが始まった時に、3歳から 5歳程度だったと思われるのですが、ブラジルでも 2020年には、州によって異なったとはいえ、厳しいロックダウンが長く続いた場所もあり、また厳しいマスク制限もありました(おそらく州によっては今も続いています)。

(中略)

その内容に関してのニュースリリースからご紹介します。

リンク 『6歳と7歳の読み書きのできない子どもたちの数が 100万人増加した』 Todos Pela Educação 2022/02/08

トドス・ペラ・エデュカッソの調査によるテクニカルノートは、パンデミックがブラジルの公教育における歴史的格差を悪化させたことを示している。

2012年から 2021年までの継続的な全国世帯サンプル調査に基づいて作成されたトドス・ペラ・エデュカッソによるテクニカルノート 「パンデミックが子どもの識字率に与える影響」は、毎年第 3四半期に対応する数値の比較により、ブラジルの公教育に対する Covid-19 パンデミックの悪影響を確認した。

次のようなデータとなっている。

・2019年から 2021年の間に、読み書きができなかった 6歳と 7歳の子どもの数が 66.3%増加した。その数は 2019年の 140万人から 2021年には 240万人に増加した。

・この影響は、白人の子どもたちと黒人、褐色系の子どもたちの違いを強化した。読み書きができなかった 6歳と7 歳の黒人と褐色系の子どもたちの割合は、2019年の 28.8%と 28.2%から、2021年には 47.4%と 44.5%に増加し、白人の子どもたちでは、同じ期間に 20.3%から 35.1%に増加した。

・また、国内で最も裕福な世帯と最も貧しい世帯に住む子どもたちの間に関連する違いを見ることができる。最も貧しい世帯の子どもたちの間で、読み書きができなかった割合は、2019年から 2021年の間に 33.6%から 51.0%に増加した。最も裕福な世帯の子どもたちの間で、増加は 11.4%から16.6%だった。

・適切な年齢の子どもたちの非識字は、将来の学習に悪影響を及ぼし、教育の継続の失敗、学校を中退するリスクを高める。したがって、国立カリキュラム共通基地(BNCC)は、小学校の最初の 2年間の教育活動の主な焦点として識字能力に焦点をあてている。

トドス・ペラ・エデュカッソの教育政策責任者ガブリエル・コレア氏は、以下のように述べる。

「格差の拡大はブラジルの教育の歴史的問題を悪化させます。また、識字能力は、どのような学校でも、学習の前提条件であるため、この被害は永続的である可能性があるのです。これらの子どもたちが読み書きができ、勉強を続けることができるように、私たちはクラスの再開のための一貫した方針を緊急に必要としています。識字能力と学校教育のレベルが後退することは容認できません」

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(匿名希望)