家族関係における父親(父性)の役割

子育てというとまず「母親」が思い浮かびますが、子どもが自立した大人に成長するためには、父親の役割って大きいんです!

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リンク  より引用します

◆父親の役割:社会の象徴<子供は父親を通して社会について学ぶ>

臨床心理学では、父親の役割を『区切ることである』と言っています。
子供は、母親からつながることやつながりかたを学んでいますが、所構わず、見境なく繋がったらヤバイですよね(笑)
父親は、子供に逆に区切ることを教えるのです。
父親には大きく3つの仕事があると言われています。

1.社会的父性

一つ目は、『社会的父性』と言います。
父親は、家庭を守ります。
子供は、社会に対して対峙している父親の姿や家庭を守っている父親の姿を観て、社会との接しかたを知ります。
イメージ的に言うと、子供達は、父親の『この家族は私が守る』と言う姿を観察しています。
そして、自分とその父親との関係から、社会というものがどの様なものなのかを学んでいきます。その過程で、自分の家庭と周りの他の家庭そして社会を区分していきます。

2.善悪を学ぶ

二つ目は、社会の中で生きていくために大切なことを教えていきます。
それは、善悪やルール、マナーなどです。
世の中の掟・法を教えて、ルールを守ることの大切さを子供達に伝えていくのです。
世の中を生きていく知恵を与えると言ってもいいかもしれません。
ときには厳しく「ダメなものはダメ!」ということを教えてくれる、昔ながらの頑固親父のイメージが近いかもしれません。
小さい時には母親の母性の役割が重要ですが、学校などへの入学の機会を通して、子供は徐々に他人と関わりながら社会の中で生きていくことを求められます。
そんなときに必要なのが、しつけやルールといった父性的な教育です。
父親を通して、社会に出る前段階で、社会がどの様な存在なのか、社会はどの様なところなのかということを学んでいきます。

3.母子の癒着を断つ

三つ目は、「母子の癒着を断つこと」です。
簡単に言うと、親たちと子どもたちの間を明確に区切って、親離れ、子離れをさせていくと言うことです。
昨今の家庭を観ていると親離れ子離れが出来てないケースが多いかなと思います。
子供は、父と母との関係から学んでいきます。
父が妻を何よりも大切にすることで、母子の癒着は断たれていきます。
母も子も『私がいなきゃダメ』と言う意識が薄れてくるんですね。
スイスの精神分析カール・ユングは、父の役割を母子の関係を断つナイフに例えています。
そもそも、母と子は、胎児は母胎にいたわけですから、自然に癒着していくのは当たり前です。
そして、この関係がないと子供を育てることなど出来ないんですが、
ずっとくっついているわけにもいきません(笑)
子どもの成長と共に、この癒着が断たれていく必要があります。
母と子の癒着を断つことが出来ない、親離れ子離れが出来ないケースもありますが、
家庭内での精神的な父親の不在・父親の軽視、夫婦関係の不仲などが原因になっている場合が多いです。
大体の場合、子どもが母親に対して『母親がかわいそう』という感情を持っています。
この感情を子どもが抱いた時に、逆に母子癒着が強まります。
そうすると、思春期・青年期に入った時に、不登校や引きこもり、摂食障害家庭内暴力などになる場合が多いです。
更に、これがスムーズに行われない場合、子どもが異性と付合う際に、つまずきやすくなってしまいます。
父親との関わりが少ないと、自分の周りに対する不安やストレスへの耐性が育ちにくいのも特徴です。
こうやってみてみると、父親(父性)の役割って大切ですねぇ(^^)

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(がらがらどん♪)