アメリカで、パンデミック後の子どもたちの「双方向の会話」能力と読解力が壊滅的な崩壊に瀕していることに対して迅速な対策の必要性を米フォーブスが訴える

パンデミックの間に生まれた赤ちゃんたちは、発声が少なく、会話の順番が少なくなっていた。

In Deepさんからの引用です。

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コロナ時代の赤ちゃんたちは「話す」ことが少なく、将来的な読解力の課題を示している

Covid-Era Babies Are ‘Talking’ Less, Signaling Future Reading Challenges
Forbes 2022/05/10

パンデミックが学齢期の子どもたちの学業成績に深刻な悪影響を及ぼしていることを私たちはすでに知っている。しかし、最近の証拠は、コロナ時代の赤ちゃんや幼児たちについても心配する必要があることを示している。

最近のある研究によると、コロナ関連の混乱のために、小学生低学年の約3分の1が、年齢相応の読解力を得るために集中的な支援を必要とする可能性があることがわかった。

その後の 2つの研究もまた、パンデミックの間に生まれた多くの子どもたちが学業の失敗の危険にさらされることを示唆している。

コロナ社会の中で過重な負担をかけられた親たちは、言語発達と、その後の読解力に不可欠である「会話」に赤ちゃんや幼児たちを参加させることができなかったようだ。

最近の研究で、これを克服する革新的なテクノロジーに依存したものがある。LENAと呼ばれる非営利団体によって開発された「トーク歩数計」は、子どもたちが着用するベストのポーチに収まる装置だ。これにより、研究者たちは幼児がどの程度の口頭での相互作用を経験するかを判断できる。 この装置は、子どもの近くにいる大人が話した言葉の数の両方を記録する。

さらに、このデバイスは、子どもたちが参加する「会話の順番」(相互作用がある会話)の数を計算できる。

研究によると、会話の順番の数は脳の発達に影響を及ぼし、子どもたちの学校に入るための準備、社会的な情緒的発達、および人生のその後の結果の重要な予測因子であることが示されている。

LENAのチーフオフィサーであるジル・ギルカーソン博士は、言語の開発が語彙を促進し、そして、語彙が読解力を得る準備を促進すると述べている。

LENAは調査の1つを実施し、9か月の 600人以上の乳児たちの記録を分析した。調査によると、パンデミックの間に生まれた赤ちゃんたちは、発声が少なく、会話の順番が少なくなっていた(※ 双方向の言葉のやりとりが少なくなっていた)。

ブラウン大学のアドバンシド・ベイビー・イメージング研究所の別の研究でも、同様の結果が見つかった。この研究所は、2010年以来、幼い子どもを持つ 1700以上の家族を追跡している。

パンデミックの 1年後、研究者たちは、子どもたちの平均認知能力が研究開始以来最低であったことを発見した。

乳児たちの別の分析では、2021年に言語機能の劇的な低下が見られた。

これは明らかに成人が開始する相互作用の会話が少なかったためだ。

発声と会話の順番が減少した理由はデータからは完全には明らかではないが、ブラウン大学の研究は、パンデミックに関連する要因が「乳幼児たちの神経発達にはるかに大きな影響を与えた」と結論付けた。ストレスのたまった親たちと社会的孤立の組み合わせが原因である可能性が高いようだ。(どちらの研究も、マスクが言語発達を妨げる可能性があるかどうかの問題には取り組んでいない)

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