利き手って何?!① ~人類の進化から『学び』の本質を解明する~

「四つ葉のクローバー」を見つけたことがありますか?
一説では、5,000本に1本、他説では、10000本に1本の割合…だとか。

〇そもそも「利き手」って何?
ところで…周りに「左利き」の人はいますか?
統計(リンクによると、人の利き手の人口比は、右利きが90%、左利きが10%の割合の様です。
利き手自体は、遺伝的な要因+環境的な要因によって決まります。
※因みに…「利き手」は英語ではdominant handです。

また、次のようなデータもあります。
・右利き同士の親から生まれた子供の左利きの比率は9.5%で、右利きと左利きの親の組み合わせの場合は19.5%、左利き同士の親の場合は26.1%。
・そして、左利きに憧れたことがある人の割合は30.6%も。しかも、育った時代背景もあってか、何故か30~40代に多い。
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・さらに、卓球や野球が顕著だが、一般的には10%程度なのに、スポーツ界でしかも一流選手レベルの左利きは、各分野で3~4割を占める。
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つい最近、塾講師をしている友人から、こんな話を聴きました。
ある小学4年生の男の話です。塾の授業時間前に早目に来て、自習室で学校の宿題である漢字ドリルの書写をやっていて、担当である友人の講師が何気にふと覗きに行った時のことです。
その生徒さんは、字が乱雑でなかなか形が整わなかったのですが、その日は〝いつもより〟筆圧も濃く、形もしっかりめだった〝変化〟を見て、すかさず褒めたそうです。すると、その後残り半分くらいも、さらに集中して見違える様な字を書いたそうです。生徒本人も嬉しそうに「今年で1番いい字が書けた」と言っていたそうです。(…これだけなら、褒めれば伸びる子どもの成長あるあるですが…。)

★ところが…よくよく訊いてみると、その生徒さんは、元々、先天的?!には「左利き」だったそうですが、1年ほど前に、親御さんの意向で、右利きに転換した(しようとしている)最中だったのです。
〝ちょっとした〟エピソード…かもしれませんが、何か『学ぶ』こと、学習することの深いヒントがある気がしました。

調べてみると…『利き手』は、先天的に決まるものではなく、文字通り後天的に、しかも〝緩やかに〟決まるそうです。本当に『利き手』として、肉体的に確定されるのは「8歳」あたりだそうです。(…意外にも、かなり中長期的に決まっている?!)
※因みに、『利き手』以外にも、知られている様に「利き足」はもちろん「利き目」も同様に、後天的に決まっています。いわゆる「目利き」とは異なる根幹能力的な意味で。そうなってくると…もしかしたら無自覚なだけで、二つ同じ器官がある「利き鼻」や「利き耳」や「利き乳」なんてのも、あるかもしれませんね(…いや、おそらくあるでしょう)。

※②に続く…

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(亀尾充啓)