保育や家事代行業界でシニアが豊富な経験で大活躍☆役割が活力を生む

「シニアの豊富な経験が好評、保育や家事代行業界で活躍 新たな生きがいにも」(リンク)という記事を見つけた。

 核家族化で子供が独立した後、近くに住むといった事が減った現代、元気なおじいさん、おばあさんに子供(孫)の面倒を見てもらえる。というラッキーな人はなかなかいない。
だからこそ、保育園が必要で、共働きのお母さんは仕事に家事に育児にと大忙しな毎日に疲れている。そんな女性に大好評なのが、家事代行業界と聞く。

 海外の共働きが普通の家庭では、家で食事をしなかったり、家事代行が一般的であったりするとは聞いてはいても、長らく日本では、家事育児は女性がするものとなっていて、働き続ける事が困難になっていた。

 そうした状況が、昨今の共働き夫婦の増加で、女性側も、男性側も意識が変わってきているようだ。

 「自分の子供や自分の家の事を他人に頼むなんて!!無責任」という昭和な価値観で怒られそうだが、子供はおっぱいを卒業したら、色々な世代の人に見てもらったり仲間がいるほうが、安定する。また、家事も誰がやっても気配りをもってやってくれれば「助かる」以外の何者でもない。自分の家の事を代行に頼むなんてと、区切るのは現実が見えていない。

 なにより、今までの経験が豊富で、頼りになる元気なシニアの方が、「生きがいになっている」「60歳以降も働きたい」という人が6割、という記事は可能性だと感じた。
いままで、お金にならない仕事として、主婦の仕事は軽んじられてきた節があるが、これからの時代経験値40年のベテランが引っ張りだこの大活躍になると感じた。



 「シニアの豊富な経験が好評、保育や家事代行業界で活躍 新たな生きがいにも」(産経新聞)(リンク)より
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保育園児に絵本を読み聞かせする前田玉三さん。「うまく読めるよう練習した」という=東京都渋谷区(写真:産経新聞) 


 保育園や家事代行サービス業界で、子育てが一段落したシニア世代の労働力が注目されている。人手不足が指摘される業界の「救世主」と期待されるとともに、育児や家事の豊富な経験を生かした丁寧な仕事ぶりが評価されている。働く母親らを支援する一方、シニア世代にとっても、新たな生きがいを生み出す場になっているようだ。(中井なつみ)

  
 ◆自分と重ねる
 「先生、この本読んで!」。東京都渋谷区の認可保育園で保育士補助のアルバイトとして働く前田玉三(たまみ)さん(66)が絵本を開くと、子供たちが一斉に駆け寄ってきた。

  前田さん自身、キャリアカウンセラーなどとして働きながら、共働きで長男を育てた。「働きながら子育てをする母親の大変さが分かるからこそ応援したい」と退職後に同区の保育士補助のアルバイトに応募し、7月に採用された。

  園児と遊んだり、着替えたりするときの補助を担当。年齢的に疲れを感じることもあるが、「子供の笑顔で疲れも吹き飛ぶ。友人からも、『いきいきしてるね』と驚かれる」と笑顔を見せる。園児を喜ばせようと、休日にあやとりの練習をしたり、絵を習い始めたりと、新たな趣味も広がり、充実した日々を送っているという。


  ◆任せて安心
  前田さんのように、自身の子育て経験を生かして、保育現場で働きたいというシニア世代が増えている。

  一般社団法人、日本ワークライフバランスサポート協会(千代田区)は5月から保育現場での勤務を希望するシニアを対象にした講座を開設した。保育士の資格を持つ講師らから子供の発育などについて学び、修了者を「グランドシッター」として認定する。これまでに約30人が受講し、すでに保育園で働いている人もいるという。

  同協会の武市海里(みどり)理事長は「長い間社会で働いてきたシニア世代は、責任感の強い人が多い。きつい仕事でも投げ出さずに任せられる」と強調する。

  
 ◆多忙な夕方にも
 家事代行サービス業界もシニアが活躍できる業界の一つだ。東京や大阪など大都市圏を中心に展開するパソナライフケア(千代田区)では、60歳以上の登録者が3年前に比べ倍増した。

  小角(こすみ)まゆみさん(68)は、趣味の料理を生かしたいと、この春から勤務を始めた。3家庭で週5日、食事の準備や買い物、掃除などをする。

  依頼者の了解を得た上で、自身が育てた花を飾ったり、好評だった料理を作り置きしたり。きめ細やかな対応が評判を呼び、当初は週3日の勤務予定が今では週5日の売れっ子になった。同社ライフサポート部の児玉拡司さんは「家事歴が長いシニア層は気遣いができる人が多い」と話す。

  また、ベビーシッター業界でもシニア世代の登録者が増えている。子育てが一段落しているシニア世代は、利用者が集中する夕方以降の時間帯にも対応できる人が多く、ニーズが高まっているという。

  ベビーシッター会社、サンフラワー・A(板橋区)のマネジャー、浅野里夏さんは、「どの家庭も忙しくなる夕方以降は、利用者とシッターをマッチングするのが大変。シニア世代にどんどん活躍してほしい」と話している。

  
■「60歳以降も働きたい」6割
多くの企業が定年に設定している60歳以降も働きたいと考えている人が6割を超えることが、食品メーカー、味の素(東京都中央区)が9月、40~70代の男女2000人を対象に実施した調査で分かった。

  調査によると、40~50代の現役世代で「60歳以降も働き続けたい」と回答した人は61.3%。特に男性は7割近くに上った。

  厚生労働省が10月に発表した「平成27年高年齢者の雇用状況」(全国約15万社対象)でも、65歳以降も働ける企業が約10万8000社で前年に比べ4500社増えた。70歳以降でも働ける企業は約3万社で、同2211社増加している。

 

 

 

池田みさき