宿題は子どもにとって悪影響しかない

やはり子供にとって大切なのは、ただ与えられる課題ではなく、自分から「やりたい!」と思える課題。そうでないと、ただ暗記脳でかしこくなった気がするだけの、何の意味のない知識になってしまいます。そんなことを示唆してくれる研究です。

(以下、リンクより引用)

学校が終わっても家に帰ってから済ませなければいけない宿題にうんざりした記憶は誰にもあるものです。

家で宿題をすることは学校の授業の予習や復習になると信じられているため、親も「宿題は終わった?」と尋ねる"家庭内パトロール"を行なうわけですが、実際のところ、小学生に宿題を課すことは成績向上になんの影響も与えていないという驚きの研究結果が発表されました。

デューク大学のハリス・クーパー氏は宿題に関する研究を行なう第一人者です。クーパー氏によると、宿題によって得られる利益は年齢に依存しており、特に小学生の年齢の子どもが宿題をどれだけやっても成績が向上するという証拠は見つかっていません。

中学生でも宿題が成績を向上させる「良い影響」を得ることはほとんどなく、高校生になってようやく宿題で学術的な利益を得られるようになります。ただし、1日2時間が限度で、それ以上宿題に時間をかけると利益は減少していくとのことです。

「宿題をすると頭が良くなる」という一握りの神話的研究を払拭するべく、クーパー氏は1989年と2006年のおよそ200の研究結果を分析しました。

多数の研究結果を総合的に解析した結果、小学生レベルの子どもが行なう宿題に学術的な利益は発見されず、そればかりか子どもに悪い影響をもたらしていることまで判明しています。幼稚園から小学校への入学は子どもにとって向学心を深める機会となりますが、宿題をさせることは学習に対する興味を失わせる影響があると、クーパー氏は説明しています。

これまでの「宿題支持説」では、宿題は学校学習を強化しつつ「責任能力」を養うひとつのツールであり、親との自宅教育につながる機会になると言われていました。

これに対してクーパー氏は、子どもの責任能力は養う機会は、親に言いつけられる雑用やペットの世話など、日々たくさん存在するほか、学校学習は子どもにとって重要ですが、「良い睡眠」「家族との時間」「遊ぶ時間」もまた子どもにとって重要な要素であり、宿題でこれらの時間を削っても良い影響は得られない、としています。

なお、子どもと親が一緒に声に出して本を読んだり、子どもが読書を嫌がる場合は、親が子どもに本を朗読してあげたりすることも、宿題より良い影響が得られることもわかっており、子どもに「楽しい」と感じさせることが重要だそうです。

クーパー氏は「小学校の宿題は禁止するに値する」と断言しており、宿題のない文化の中で、子どもたちが放課後を有意義に過ごして日々楽しく学習できる生活を送ることを推奨しています。(以下略)

(以上、引用おわり)

 

 

 

和三盆