社会人でない先生

ドイツの哲学者・教育学者であるディーイは「学校と社会」という著書の中で、学校は社会と密接に結びつくものであるといっています。(その例として、産業革命が起こったころは、学校でも裁縫の授業が重視されたなど・・・)
ところで、現実の学校はどうかというと、かなり社会と学校がかけ離れていると思います。学歴社会は崩壊してしまったのに、依然として学校では受験勉強中心の勉強が続いているのです。私は今、就職活動をしていますが、学歴など見ている会社はほとんど無いといえるでしょう。むしろ、学歴を重視する会社は生き残れないと思いますが…
このような事態にたいして、なぜ学校が対応できないのか?それは、先生が社会人で無いからである。先生は、ほとんどが先生になるために教職課程を取り、教育実習をして…先生になるのです。つまり、就職活動などするわけ無いし、会社で働く時に何が必要なのかまったくわかっていないのです。そのため、そのような先生に教わったところで社会の実際の仕組みなどわかることもできないので、興味を持たない。
何かおかしくないですか?社会に生徒をおくりだすためにある学校では、社会のことは学べないのです。(先生が社会をしらないので、)
ほかにも、文部省の拘束などの問題もあるでしょうが、社会人教師の採用などもまだまだすすめなければならないと思います。

 

 

 

馬場男