授業中に保護者同士でLINE…その目的は?ママ友とは何か。

子育ては、集団課題。
やっぱりママさんたちの向かっている方向が何より大事。

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お子さんが保育園、幼稚園、学校に通い始めると、どうしても出てくるのが保護者同士のお付き合い…。中には、所謂「ママ友」としてのお付き合いを求められることもあります。

しかし、そういったママ友コミュニティの中には、いじめや嫌がらせなど、穏やかではない事件が起きるケースも少なくありません。

あろうことか授業参観中にこんな事件が起きていました…。

授業中に保護者同士でLINE…その目的は?

授業参観というのは、本来わが子が普段どのように授業を受けているのか、クラスの様子を見ることが目的のはず…。

しかし、わが子のいない他のクラスへ特定の児童を見に行き、さらにLINEでその様子を拡散、様子を見に来るように他の保護者へ促したのです。

他の学年の保護者にも見に来るように促した方も…。このことに対し、この学校では配布物でさらに踏み込んだことを書いています。

授業参観の本来の目的について言及するだけではなく、根本的に保護者としての在り方について問うていました。

仮に「いじめ」がこの行動の原因であったとしても、わが子の授業参観そっちのけ、参観中にLINEを送る、LINEが来たからといって野次馬に便乗する、これらの行為に対して多くの怒りの声がTwitterで見られました。

また、他にも「そもそもママ友という集団が嫌」「トラブルの元凶になるからLINEは使わない」という声も見られました。

1. ママ友の定義について考えてみる

ママ友という単語を分解してみると、「ママ」と「友達」になりますね。

しかし、根本を考えると子どもを同じ施設に通わせている「保護者同士」であって、「友達」ではありません。つまり、子どもという共通点ありきの関係なのです。

タレントの北斗晶さんも、テレビ番組に出演した際に次のように持論を展開していました。

「どうでもいいのよ、要はねママ友っていうのは子供が居ての友達だから、ホントの友達じゃねぇんだって」と核心をついた発言をした。

「(ママ友に)嫌われる?」と気にする方も、“ママ友”を“保護者”に置き換えてみてはいかがでしょうか。“友達”ではないと考えると、お付き合いの仕方も変わってくるのでは?

子ども抜きで仲良くなる場合もありますから、全ての交流が悪いわけではありませんが、“保護者”としてどうあるべきか、を考えるとおのずと答えが出るのではないでしょうか。


2. 授業中に携帯電話を触らない

Twitterの声でも多く見られたものの一つは「子どもの授業を見ないでスマホを触るなんて…」という意見でした。

読んで字のごとく、授業参観は“授業”を“観る”ことが目的です。急な仕事の連絡などがある方もいらっしゃるかもしれませんが、マナーを考えて行動したいもの。


3. ネットリテラシーについて考える

連絡手段としてLINEを利用する方が増えています。

しかし、ママ友に限らずLINEがトラブルの元凶となるケースも比例して増えているのです。今回のトラブルもLINEによる他の保護者への拡散、呼び出しが例として上がっていました。

実際にママ友LINEグループに対するTwitterの声も見てみましょう。

特にLINEはメッセージを確認したか否かが「既読」という形で分かってしまいます。この既読もトラブルになることが少なくありません。

たしかに便利かもしれませんが、グループ内での話題には注意したいものです。

子どものLINEいじめを注意しなければならない保護者が、同じようなことをしていたのでは話になりません。



4. 相手の立場になって考える

今回は、特定の児童を見に行くという行動を保護者がとったわけですが、同じことを自分のお子さんがされたらどんな気持ちになりますか?

Twitterでも次のような意見が見られました。

自分自身と、自分のお子さんがされて嫌なことはしない!これは大前提です。そして、そういった行為の片棒を担がない!という毅然とした態度も必要ではないでしょうか。

今回のようなことは、珍しいことだと信じたいですが、少なくとも最低限守らなければいけないことは共通しています。

子どもは静かに授業を受けているのに、肝心の保護者が授業中におしゃべり…なんて恥ずかしいことはしたくありませんね。



櫻井佑衣子