「おやこ保育園」の可能性

社内で回覧される新聞にも出ていましたが、こんな保育園もあるのだ!というのが気づき。子育てを通じた新しい共同体の萌芽かもしれないと思いました。

以下、こども未来探求社(リンク)からの引用です。
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目次 
・ 親と子どもが共に過ごせるおやこ保育園
・ 朝の会は、気持ちのシェアから
・ 午前中は子どもの時間。今日は色遊び
・ そして、近くの公園までおさんぽタイム!
・ 午後はおとなの時間。テーマは「コミュニケーション」
・ 「私、本当はどうしたいんだっけ」自分なりの子育ての軸を持てる場所
親と子どもが共に過ごせるおやこ保育園

普通の保育園は、子どもを預ける場所。

でもおやこ保育園は、少し変わったスタイルをとっています。

朝9時45分。ベビーカーを押したお母さんたちが、続々と集まってきました。

子どもを降ろすと、自分も靴を脱ぎ、子どもと遊んだり、他のお母さんたちと談笑したり。
ここでは、お母さんたちは、帰らないのです。
「自分なりの子育てをつくる場所」子どもとお母さんの両方が主役のおやこ保育園、その魅力とは?の画像1

おやこ保育園は、こどもみらい探求社の小笠原舞さんと小竹めぐみさんが主宰する連続型の親子向けプログラム。実際に保育園を開設しているのではなく、全8回のレッスンを1クールとして通うスタイルをとっています。月2回の頻度で通っていくと、最後にはちゃんと卒園式が用意されているとか。

この日は乳幼児~2歳までの子どもたちとそのお母さんたち、全部で9組程の親子が参加されていました。
巣鴨駅の近くのシェアオフィルの地下のジムで開催されているにも関わらず、過去には千葉県や神奈川県の逗子からわざわざ来ている方も。

なぜ、そこまでして親子が集まってくるのでしょうか?

不思議な魅力のあるおやこ保育園に、一日密着取材しました。
朝の会は、気持ちのシェアから

朝の会では1冊絵本を読みます。この日は色遊びのプログラムがあるので『いろ いきてる!』(福音館書店)を、共同主宰の一人である、「舞ちゃん先生」こと小笠原舞さんが読んでくれました。

読み聞かせが終わると、今度はお母さんたちは3人一組になって今の気持ちをシェアします。

「今朝バスで子どもがボタンを押して遊び始めちゃって…。周囲の目線がきつかった~!」
「うちの子、すぐにバギーから降りたがってしまって、車内でギャーギャー騒がれてほんとに疲れちゃった…。」
「今日は目覚めがよくて、掃除も洗濯もできたから、気持ちは割りとすっきりしているかも。」
「昨日夜泣きがひどくて…。ぶっちゃけ今めちゃくちゃ眠いです。」

などなど。
自分がどんな気持ちでどんな状態にあるのかを振り返り、他人に共有してしまうことで、自分を一旦受け入れることができ、心にゆとりが生まれるようです。

その後、今日一日のおやこ保育園での目標を決めて、これも共有した上で、いよいよ子ども主体の時間へ。

「それ分かる!」と共感し合える、気持ちのシェアリングタイム
午前中は子どもの時間。今日は色遊び

今日の遊びのテーマは「色」。

たくさんのカラフルな素材を拡げて、思い思いに子どもたちが遊び始めました。

カラフルな洗濯ばさみを色分けして遊ぶ子。
カラーセロファンをマントに見立てて変身ごっこを楽しむ子。
ひたすら目の前のものを舐め回す0歳児。

みんなとても楽しそうです。
「自分なりの子育てをつくる場所」子どもとお母さんの両方が主役のおやこ保育園、その魅力とは?の画像4
ここからどんな関わりが生まれるかな?

子どもたちが遊びに夢中になっている間、お母さんたちはじっとその様子を見つめたり、お母さん同士で話したり、何かを書き込んだりしています。

子どもの事をよく観察し、手元のシートに気づいた事をメモしているのです。

このおやこ保育園では毎回、お母さん達に伝えられているルールが4つありました。

①否定しない
②命令しない
③静かに待つ
④共感する

子どもたちの内側から沸き起こってくる感情や、遊びたい!という気持ちを尊重するということ。
頭では分かっているけども、家ではなかなかそうはいかないことも多いはず。

お友だちとケンカしそうだな・・・。
やり方を教えてあげたいな・・・。

沸き起こってくる気持ちを抑えながら、お母さんたちは「子どもを尊重して、待つ」事の練習をしているようにも見えました。
「自分なりの子育てをつくる場所」子どもとお母さんの両方が主役のおやこ保育園、その魅力とは?の画像5
関わるのではなく、観察することで見えてくるものがあるようです。
そして、近くの公園までおさんぽタイム!

さあ、色遊びでちょっとテンションが上がっている子どもたち。
近くの公園までおさんぽです。

セロファンのマントを羽織ったままのお嬢さんも、街へ飛び出していきました(笑)。
「自分なりの子育てをつくる場所」子どもとお母さんの両方が主役のおやこ保育園、その魅力とは?の画像6
ハロウィンじゃないけど、このまま行っちゃえー!

「これはみどり!」

「いろんなみどりがあるね」

道ばたでもたくさんの色の発見をしている子どもたち。
でも、「早く早く!」と急かす大人はいません。

~中略~

セミの抜け殻、たくさん見つけました!
午後はおとなの時間。テーマは「コミュニケーション」

お昼ごはんを済ませると、今度は大人の学びの時間。この日のテーマは「コミュニケーション」です。

この日の問いかけは、 " なぜ コミュニケーションが大切だと思いますか? " というもの。

ポーンと問いを投げかけられたお母さんたちですが、さすがはおやこ保育園のお母さんたち。

「情報共有だけじゃなくて、分からないことが減ると、不安も減るから」
「コミュニケーションがない状態をイメージしてみるといいかも」

みんなで多様な捉え方を共有した上で、普段の自分のコミュニケーションを見つめなおす時間があります。そこで出てきたお母さんたちの一言が印象的でした。続きはこちらから⇒リンク




秋田稔行