「 子ども と学ぶ」をきっかけに人が動けば、まちの知は 地域 外へ広がる①

共通項は「子どもの教育」ーー岐阜・岩村から各地へ
学びを発信する「農村クリエイティブラボ」
子どもたちが地域で生まれ、育つなかで、自然や歴史に触れながら学び、成長する。

以下じもとのこころより以下引用です 
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岐阜県東濃地方の恵那市に位置する岩村は、もともとは、岩村「町」でしたが、2004年に近隣の1市4町1村で合併し、恵那市の一部となりました。

坂本龍馬の師匠である佐久間象山が門下生として仕えた佐藤一斎実践女子学園創始者である下田歌子など、日本の教育に大きな影響を与えた人々を生んだ地域です。

城下町としての歴史も持つ岩村は、現在も古い町並みや文化財が残り、日本一の農村景観と呼ばれています。

その岩村では、農村のライフスタイルから、食やエネルギー、建築、アートを学ぶ取り組み「農村クリエイティブラボ」がスタートしています。

岩村が持つライフスタイルを学びで発信「農村クリエイティブラボ」

「 子ども と学ぶ」をきっかけに人が動けば、まちの知は 地域 外へ広がる

「農村クリエイティブラボ」を中心になって推し進めるのは、NPO法人「農村景観日本一を守る会」。

所属するメンバーのなかには、日本各地に足を運んで仕事を行うメンバーも多く、岩村の魅力を外部で発信してきました。

彼らは、古民家のリノベーションや、茅葺職人とのワークショップなどを行うなかで、名古屋や東京といった岐阜内外から参加者を集め、岩村で学びを広げる取り組みを行ってきました。

学びの機会を重ね、県外の参加者の反応を見るうちに、岩村が持つ建築や食、ライフスタイルをまとめて発信する「農村クリエイティブラボ」が構想されたそうです。
内部の人、外部の人、両者が交わることで生まれる発見

農村クリエイティブラボの第1弾のイベントは、岩村に唯一ある茅葺宿で行われた茅葺屋根のワークショップでした。

茅葺の職人さんを呼んで、茅を刈り、茅葺文化を伝授してもらうワークショップには、NPOのメンバーはもちろんのこと、名古屋から参加した人もいたそうです。

岩村が育んできた文化を直接学べる機会ですが、「実は、岩村の人たちの方が学びは多かったんです」と、農村クリエイティブラボ運営者のひとり、平林悠基さんは話します。

「昔からある茅葺屋根の家は、岩村の人々にとって、新鮮なものではなく、当たり前のものになっていましたが、(茅葺屋根が)どういう構造になっていて、どのように作られているか分かっていなかったんですね。特に、NPOの70代のメンバーが、『とても学びになった』と言っている姿は印象的でした。」

講師として岩村を訪れた茅葺職人さんも、岩村のオープンな人柄を褒めてくれたそうです。

「一緒にご飯を食べたり、話したりしながら、外から来た人と開放的に温かく、交流出来るのは当たり前のことではなく、岩村の魅力の一つなんだと気づきました。新しいものを取り入れていける地域だからこそ、アートやデザインの視点を取り入れ、『伝統』とミックスしていける土壌を固めていきたいですね」。

続く




志水満