保護者も運営に参加する、たつのこ共同保育所

1977年から共同保育を実施している川崎市の「たつのこ共同保育所」保護者も保育所の運営に参加し、一緒に保育園の在り方について考える面白い保育所だ。園長も順番交代で受け持ち、保育園というよりも皆で運営も子育てもする大きな家族というほうが感覚に近い。子ども達も伸び伸びとしているようです。

~以下引用~
リンク

たつのこ共同保育所は、”共同保育”つまり、保育者と保護者で共同で保育を行う場所。川崎市認定の保育所だ。

保育者と保護者、というか母親が共同で。そこに理念が凝縮されている。

実は自主保育でも保育者がつく例もあった。野毛風の子はたまたまいなかったが、保育者がいた時期もあるそうだ。記事にしてないが他に取材した自主保育では保育者がいた。

共同保育の場合、保育はあくまで保育者が仕事として受け持つのだが、保育所の運営は保護者と一緒に行うのだ。

もちろん、フルタイムで働く母親は運営にも関わりにくい。そういう参加も全然ありだ。普通に、働く間に子供を預かってもらうためにたつのこを利用するのもあり。働いていてもパートなどフルタイムじゃなかったり時間のやりくりがつく人は、運営に関わる。運営と言っても、事務をしたり雑用をしたりといった、保育以外のあらゆる必要な作業を受け持つ。できる範囲で、できることを行う。保育まで背負うと大変なので、そこは保育者に託す。

フルタイムで働いて預けるだけの保護者も含めて、月に一回の運営会議には全員出席する。そこが共同保育の最重要な要素だ。保育所の運営を話し合う。あるいは、その時々で気になったことなどを述べる。一方的に預けるのではなく、”関与する”のがポイントだ。保育所を、一方的にサービスを受ける場だととらえずに、一緒にどうしたらいいかを考える。

驚くのは、園長はいない。いや、いるのだけど、便宜上保育士の資格を持つ保育者が順番に引き受ける。ある意味、建前上の園長。基本的に上下関係がなく、まったくフラットな関係なのだ。そこは自主保育と似ている。

保育の姿勢は、”伸び伸び育てる”ということ。だから、やたらと子供たちに介入しない。基本的にほっておく。もちろん保育者は面倒を見ているのだけど、あれやっちゃダメこれやっちゃダメということではない。これも自主保育と同じだ。



匿名希望