人材育成 長期的・全体事象を踏まえた養育基準

325673 人材育成 「江戸時代の養育法」 の続きです。


叱る場合であれ、褒める場合であれ「なぜか?」が不可欠。かつ、対象に対する短期的・部分事象だけでなく、長期的・全体事象を踏まえて人材育成を行う必要がある。

当然のことながら「長期的・全体事象」を踏まえる必要があると判断するなら、長期的で、かつ、全体事象を貫く「なぜか?」が必要となり、当然のことながら短期的・部分事象を捉えた時よりも普遍性の高い「なぜか?」が求められる。

上記から江戸時代における養育
【三つ心 六つ躾 九つ言葉 文十二 理十五で末決まる】
は理に適っていると思います。

この江戸時代の養育基準をうち、現在社会においても最重要で、かつ、最も欠けているものは「三つ心」。

「三つ心」とは
新生児の状態で、何も施さなければ(こんなことはありえないですが)潜在思念の蓄積度合いの違い(「本能:約35億年、共認:約3500万年」)により、狼に育てられた少女の例のごとく、本能が突出し共認動物の態をなさなくなります
 
潜在思念の本能・共認の共認部分を生起させるためには、母親のみならず新生児を取り巻く人々の言動が非常に重要で、新生児とこれらの人々との期待応合関係が成立するかどうかで「心」は決まると推察されます。

幕末から明治にかけて多くの外国人が来日し、「日本は子供天国、大人が子供になって子供と遊ぶ、全ての人が喜んでもらう言動を示し、喜ぶ姿を見て自らも喜ぶ」等の記録から考えて

江戸時代の人々が、3歳までに習得して欲しいと思っていた「心」とは「あまねく人々の期待に応える情動」ではないかと思います。



加藤俊治