子供たちは「心」を守ろうとしている

事例は、親から子供へ勉強を指示してしまう。それにより、子供は「素直に聞かない」「怒られないように答えを写す」そういう態度に出てしまうというもの。

現代の教育はこんな事例だらけなのだと思う。子供にとってみれば当たり前の行動。呻き苦しむ子供の気持ちさえわからない。

ただし、学校教育がいかに狂っているかに気付くことができれば反転できる。今からでも遅くない。子をもつ親御さんは、子供たちが「心」を守ろうとしていることに気付いてほしい。
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子どもが勉強しない一因は「親ストレス」だ
子どもたちは"心"を守ろうとしている
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(前略)

どこに問題があるかみていきましょう。

現在小4の娘さんは、国語は勘で解く、算数の計算はできるが、文章題はできないという状況で、それに対して、お母さんは、「○○しなさい」と指示をしています。

ここにまず大きな問題があります。本来、「勉強は、やりたいという気持ち、知りたいという気持ちを作ってからやる」が大原則であるため、その逆の「○○しなさい」という指示があればあるほど、ますます勉強が嫌いになるという傾向があるのです。

さらに、親の言うとおりにやったとして、親の期待レベルに達しないと怒られると思っているため、子どもは「見ていないところで答えを写し怒られないようにする」という“作業”に出てしまうことすらあります。ちょうど、指示ばかり出し、怒りっぽい上司の下で働く部下が、マイナスの報告をしなくなることによく似ています。

一般に、強制されたことに対して人は、意識的、無意識的にその逆の行動を取るのです。もしその反作用がないように見えるとしたら、その人の心の中に、ストレスが蓄積されている可能性があります。ですから、玉木さんのお子さんは、心の中にストレスをためないように「素直に聞かない」「怒られないように答えを写す」という態度に出ているのです。

要するに、「子どもの対応が正しい」ということなのです。ストレスをためるとろくなことはありませんから。

このような話を聞くと、「素直でないことや、答えを写すことが正しいのですか」と思いますよね。でもよく考えましょう。「なぜ、素直でなくなっているのか?」「なぜ、答えを写すようになってしまったのか?」それはプライドの問題ではないのです。もしプライドの問題と思うのであれば、こう考えてみましょう。「なぜ、プライドを高くしなければならないようになってしまったのか?」。

これらの回答を簡潔に答えるとこういうことになります。

「親のこれまでのアプローチが正しくなかった」

でも、ショックを受けることはありません。ショックが強いと今度は親がストレスになってしまいますから。もしそれに気づくことができたならば、今から変えればいいのです。教育に手遅れはありません。気づいたときから変えていけばいいのです。

(以後略)
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(引用以上)

 

 

 

 

小平健介